
杜の都 仙台をケヤキを眺めながらまったり散歩
定禅寺通り
散策・モデルコース
杜の都 仙台の象徴ともいえる定禅寺通り。四季折々に表情を変える緑あふれる大通りは市民の憩いの道であり、イベントなどが開催される文化の発信地でもあります。歴史や趣を感じながら、旅の始めに終わりにゆっくりと散策してみましょう。
ケヤキ並木が美しい定禅寺通りの由来と杜の都・仙台
まずはのんびりと杜の都を散策しましょう。定禅寺通りは仙台の中心を東西に結んでおり、市民の憩いの場であり街のシンボル。ケヤキ並木が続き光そそぐ遊歩道は、まるで訪れる者を出迎えてくれるかのようです。その歴史は古く江戸時代にさかのぼり、仙台城の鬼門を封じるために城下町にあった定禅寺までの参道だったと伝えられています。城主伊達家の祈願寺でもありました。また大正時代頃には、樹齢150年ともいわれる桜の老樹「定禅寺桜」があったといわれています。
季節ごとの仙台を眺めながらまったり散歩
涼しげな木陰と美しい緑に恵まれる春夏、鮮やかな橙や黄に染まる紅葉の秋、そして木漏れ日がやさしく降り注ぐ冬。ケヤキ並木は季節ごとの魅力があります。電線が埋没されているため、ケヤキの枝が美しいトンネルを描いているように見えるのも、その魅力を引き立てています。噴水やグレコをはじめとする、国内外の有名な彫像作品などを眺めつつまったりと散策できますよ。隠れ家的なカフェも多いので、通りをちょっと離れてみても素敵な発見があります。天気のよい時には、遊歩道にも即席のカフェがオープンしています。
冬の夜空に輝くイルミネーション「光のページェント」
青葉まつり、七夕まつり、ジャズフェスティバルなどの会場となることも多い定禅寺通り。中でも見逃せないのが12月に開催される「仙台光のページェント」です。雪がうっすらと積もった遊歩道と、LEDでデコレーションされた木々は幻想的でロマンチック。道の両側に立ち並ぶオフィスビルなどの窓にも反射して、遊歩道だけではなく通り全体がライトアップされたようにも見えます。会場ではシンンボルツリーの公開、光の回廊、サンタクロースのマーチング・パレードなど期間中のイベントも要チェックです。
このスポットが掲載されているまとめ
定禅寺通りの基本情報
住所 | 宮城県仙台市青葉区国分町3-3付近 |
---|---|
アクセス | 仙台市地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車 バス「定禅寺通市役所前」下車 |
お問い合わせ | 022-261-1111(仙台市役所 代表) |
定禅寺通り周辺の観光スポット
- スープからトッピングまで海老づくしを味わうラーメン
-
ラーメンのだしといえば、鶏や豚の動物系、昆布やいりこなど魚介系が主流です。登場した途端にそのテイスト…
- 世界各国の蝶や絵画、こけしなどのコレクションを展示
-
仙台市の総合商社カメイ株式会社の創業90周年を記念して設立された「カメイ美術館」。カメイ社会教育振興…
- いざ仙台、歴史の旅へ! 子どもも大人も興奮の仙台市博物館
-
主に仙台地方の歴史と美術を紹介している「仙台市博物館」。仙台伊達家伝来の資料も数多く展示されており、…
- 伊達政宗に会いにゆく。 「瑞鳳殿」
-
日本の歴史に詳しくない人でも一度は名前を聞いたことがある武将・伊達政宗。彼は、伊達氏17代目当主であ…
この記事を紹介した人

大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。