復元が進む、甲子園球場が30個も入る都跡を歩く
平城宮跡
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710年(和銅3年)に飛鳥の藤原京から奈良に遷都されたのが「平城宮跡」です。入り口の羅生門から、幅員75mのメインストリートの朱雀大路を北へ4km上ったところが、都の正門である朱雀門。その奥に大極殿があり、その広さは甲子園球場30個分もあります。
見どころポイントは、やはり再現された第一次大極殿。朱雀門、東院庭園も興味深い
50年にもわたる調査、復元が今も行われています。見どころのポイントは、北に位置する大極殿、朱雀門、東院庭園です。巨大な建物として大極殿、朱雀門があるのですが、広大な敷地内に存在するため、遠くからではスケール感がわからないほど。当時の設計図などは残っていないものの、発掘調査で見つかった基壇や礎石から推定して再建された大極殿は、幅44m、奥行き20m、高さ27mと、見上げるほどの大きさ。鮮やかな朱色の44本の柱の直径も70cmの太さがあります。文字通り朱色が印象的な朱雀門は、左右に高さ6mの築地がめぐり、宮城(大内裏)を取り囲んでいた一部が復元されています。
続日本紀にも登場する東院庭園は、アカマツやウメ、モモ、サクラなど当時の樹木が植えられ、優雅に貴族が過ごした庭園の様子を甦らせています。予約すれば、解説ボランティアが無料で解説・案内をしてくれますよ。
約1300年前、ここには確かに華やかな都がありました。この広大な敷地に立っていると、まさに夢の跡という気分がひしひし湧き上がってきます。
平城宮跡の基本情報
住所 | 奈良県奈良市佐紀町 |
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アクセス | 近鉄奈良線「大和西大寺」駅より徒歩10分 JR大和路線「奈良」駅より学園前(南)行きバスにて乗車10分「二条大路南四丁目」バス停下車徒歩5分、または西大寺駅行きバスにて乗車20分「平城宮跡」バス停下車徒歩5分 |
お問い合わせ | 0742-30-6752 |
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NAVITIME Travel編集部
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