2016.6.20更新
奈良散策の合間に名物の「柿の葉すし」いかが?
柿の葉すし本舗たなか(なら本店)
グルメ
近鉄奈良駅を出てすぐのところに「柿の葉すし本舗たなか」の「なら本店」があります。柿の葉すしはもちろん、同店オリジナルのおすしや和スイーツが味わえる「柿の葉茶屋」を併設しています。創業は明治後期に遡りますが、柿の葉すしは今も昔も変わらぬ姿で愛され続けています。奈良散策の合間に立ち寄ってはいかがでしょうか?
柿の葉で包んだ一口サイズ、すし飯と鯖の絶妙なバランス
本店のある奈良県五條市は金剛山の麓。かつて山里の人々には、川を使って船で運ばれる海産物や塩は貴重で、薄く切った塩鯖をにぎり飯に添え、裏山の柿の葉で包んで重石をきかせた「柿の葉すし」は夏祭りのご馳走だったそうです。
奈良五條の風土が生んだ郷土料理で、鯖を塩や酢で「しめる」、重石をきかせて一晩「押す」ことで味をなじませ、柿の葉で「包んで」香りを移すなど、食の保存の知恵や調理技術が随所に活用されています。一つずつ柿の葉で包まれているので、取り分けしやすく、箸や皿を使わず手軽に食べられる一口サイズになっています。何といっても、すし飯と鯖の絶妙なバランスが絶品です!
また、寒い季節などは、オーブントースターか焼き網で柿の葉ごと5~6分炙るのが「たなかのおすすめ」とか。これ、裏メニューです。お試しあれ。
柿の葉すし本舗たなか(なら本店)の基本情報
住所 | 奈良県奈良市東向中町5-2 |
---|---|
アクセス | 近鉄奈良線「近鉄奈良」駅2番出入り口より徒歩1分 |
お問い合わせ | 0742-81-3651 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。