訪れる人の心に触れる。日本が誇る世界の遺産 「東寺」
東寺
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芸術・文化施設
平安遷都の時代から日本の中心で在り続けた京都。その地は政治の発信地としてだけではなく、文化や宗教の発信地でもあります。今なお数多くの歴史的建造物を残し、たくさんの観光客が訪れるその中でも、人々を魅了し続ける場所が「教王護国寺」、通称「東寺」です。今回は京都のシンボル「五重塔」でも有名な「東寺」についてご紹介します。
「東寺」の歴史
誰もが一度は見たことがあるであろう「五重塔」。修学旅行や旅番組など、京都の中でも有名な観光スポットとなっています。しかし、みなさんはそんな「東寺」がどんなお寺か知っていますか? ここではその歴史を少しご紹介します。
「教王護国寺」、通称「東寺」は平安遷都とともに建立された国立の寺院です。そして、驚くべきは現代に残る唯一の平安京の遺構だということ。時代の重さを感じますね! さらに、その中でも一番高くそびえ建つのが「五重塔」。現在の塔は、寛永21年、1644年に再建されたものだそうです。高さはおよそ55メートル。日本で一番高い五重塔であり、京都の、日本のシンボルと言っても過言ではありません。
五重塔だけじゃない!! 世界遺産「東寺」の魅力
「東寺」はその敷地の中に数多くの国宝を有し、1994年(平成6年)12月には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に認定されました。徳川家光が再建した五重塔をはじめ、金堂や大師堂、弘法大師像、不動明王坐像など、数多くの建物や像も国宝に指定されていて見所満載!! 敷地内には他にも数えきれないほどの文化財があり、お寺マニアや歴史好きの女子はもちろん、非日常を味わいたい方々にもオススメです。建物以外にも、四季折々の桜や紅葉などの景色も絶景。古き良き歴史や四季の移り変わりを肌で感じることのできる「東寺」が、国内外問わず人気の秘密が分かりますね。
運命の一品に出会えるかも!? 東寺の「がらくた市・手作り市」
お寺や寺院と聞いたら堅苦しいイメージがする、東寺観光はもう散々行ったなーという方も必見!! お寺でも仏像でもない、新しい「東寺」の楽しみ方があるんです。それは毎月第一日曜日に行われる東寺の「がらくた市・手作り市」。
青空の下、五重塔をバックに骨董品や手作りの品を吟味。なんとも贅沢なお買いものですね。そして、この「がらくた市・手作り市」の最大の魅力は、月替わりで出されている商品が変わること! 毎月来ても飽きることはありません! フリマ感覚で訪れることができ、見たこともないお皿やアンティークな着物まで、素敵な商品達がアナタが来るのを待っています♪
東寺の基本情報
住所 | 京都府京都市南区九条町1番地 |
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アクセス | 近鉄電車 東寺駅下車 徒歩約10分/市バス 東寺東門前下車すぐ/JR京都駅下車 徒歩約15分 |
お問い合わせ | 075-691-3325 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。