一度は乗ってみたい、宙を浮いて走る騒音のない未来の乗り物
リニモ
体験・アミューズメント
愛知万博開催時にお披露目された「動くパビリオン」リニモ。未来感に胸をわくわくさせたこの乗り物は、現在も実用的な走行を続けています。とにかく静かな走りがウリのリニモ、車両独特のガタゴト音が全くありません。窓から眺める周辺の景色もグッド。意外にゆっくり進むリニモですが、逆にそれがまったり気分を誘います。
丘陵地帯を走っていることがわかるアップダウンを景色で体感
リニモは、平成17年(2005)に開催された「愛・地球博」の開催期間中に、会場までの交通機関として活躍。多くの人を会場へ運びました。万博閉幕後は、地下鉄東山線や愛知環状鉄道と連絡し、西の名東区「藤が丘駅」から東の豊田市「八草駅」までの約9kmの距離を走っています。
「藤が丘駅」から「はなみずき通駅」までは地下を走行し、そこから先「八草駅」までは高架を走行します。
レールの上を走るのではなく、浮上して走るため、レールとの接触がなく、騒音や振動が少ないのがリニモの一番の特徴です。騒音が少ないため防音壁が不要になり、車内からも丘陵地の景色を楽しみながら進むことができるというわけ。車両の前面が大きな窓で、見晴らしがいいのも特徴。乗り物好きなキッズ(大人も)が大喜びすること間違いなしですね。
トヨタ博物館、モリコロパーク、愛知県陶磁美術館などへ行く際は、この近未来の乗り物を体験するチャンスです。
わくわく貸切リニモ(要予約)では、「急加速・着地・浮上」のデモンストレーションが体験できます。「陶磁資料館南駅」からほど近い車両基地では社会見学も受け入れており、リニモが磁石で浮いて走る仕組みや、無人走行するリニモの運行を見守る運転司令室などの見学が可能です(要予約・小学3年生以上の学校行事)。
リニモの基本情報
住所 | 愛知県長久手市茨ケ廻間1533-736 |
---|---|
アクセス | 〈リニモ藤が丘駅〉 市営地下鉄東山線「藤が丘」駅と連絡 |
お問い合わせ | 0561-61-4781 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。