歴史あるお寺や神社、庭園が集まる京都は、四季折々の美しさを楽しめる日本を代表する観光地。子供の歴史の勉強にも役立ちます！街歩きは多くの観光名所を網羅している京都の市バスと地下鉄を使い、宿はバスターミナルがある京都駅付近に取っておくと便利です。
まずは京都駅からバスで「清水寺」へ。清水の舞台を見学して八坂神社に立ち寄った後は、四条通りをそぞろ歩き。ランチは昔ながらの町家が軒を連ねる「祇園」で、京の食材を使ったお弁当と本場の抹茶スイーツをどうぞ♪
ランチの後は、日本の禅寺で最も格式がある「南禅寺」へ！北の「銀閣寺」まで続く約2キロの「哲学の道」をのんびり歩いてみましょう。銀閣寺で国宝銀閣と白砂の見事な庭園を見学したら、バスで西に向かい「金閣寺」と石庭で知られる「龍安寺」へ。夕食は飲食店が集まる四条界隈に戻って、京料理の定番おばんざいやうどんすきを楽しんでください。

2日目は早起きをして京都駅からJRで「嵐山」へ。桂川と山々の景色を楽しみながら渡月橋を渡ったら、神秘的な雰囲気漂う竹林の道へ。ランチは嵐山名物の嵯峨豆腐と湯葉をぜひ味わってみてください！午後は嵐山電車と地下鉄を乗り継ぎ「二条城」へ。豪華絢爛な二の丸御殿を見学したら、タクシーでパワースポット「下鴨神社」でお参りをしてみてはいかがでしょうか。夕食は南に下った先斗町の居酒屋で、丹波の鶏を使った焼き鳥もおすすめです。

最終日の朝は京の胃袋を支える錦市場へ。市場で食べ歩きを楽しんだ後は、地下鉄で京都駅に向かい、JRで宇治の「平等院」へ出かけてみましょう。10円硬貨でおなじみの鳳凰堂は荘厳な雰囲気が漂い、見応えたっぷりの観光スポットです。

3月に海開きが始まる沖縄は、ゴールデンウィークにはすっかり初夏のモードです。半袖で過ごせるくらいの気温で、7・8月よりも日差しが弱く、とても快適! 梅雨に入る直前のベストな観光シーズンとも言えます。また、仲の良い友達グループやカップル、家族…誰と行っても楽しめます！
沖縄の魅力といえば、青い空とエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる景色。到着して市内でランチを済ませたら、レンタカーで西海岸へドライブに出発！那覇から北に向かい、真栄田岬の「青の洞窟」でシュノーケリングやダイビングを楽しめば、気分も爽快♪お腹がすいた後のディナーは、夕日の名所「美浜アメリカンビレッジ」でボリュームたっぷりのステーキを頂きましょう。

2日目はさらに北上し、車で渡れる瀬底島の「瀬底ビーチ」へ向かいましょう。白砂の美しさと海の透明度は抜群で、リゾート気分も高まります。海で遊んだ後は、その先の「美ら海水族館」でマンタやジンベエザメが雄大に泳ぐ姿に癒されましょう。多才なイルカのショーも必見です。園内でランチを済ませて東に向かえば、海の上にまっすぐ延びる全長1,960mの「古宇利大橋」が目に飛び込んできます。橋を渡った先にある「古宇利島」はハート型の岩があることでも有名です。

3日目は、那覇市内の世界遺産「首里城」へ出かけましょう。450年続いた琉球王国の城は、中国の影響を受けつつ琉球独自の様式で建てられた鮮やかな朱色と派手な装飾が印象的です。観光を楽しんだら、土産物店やレストラン＆バーが集まる那覇の繁華街「国際通り」で名物の沖縄そばを召し上がれ♪近くには沖縄の食材に触れられる牧志公設市場があるので、覗いてみるのもおすすめです。

新幹線が開通してから一段と人気を集めている北海道。ゴールデンウィークは春を迎えたばかりで薄手のコートやジャケットが必要なほど肌寒い日もありますが、ちょうど桜が開花する時期です。道南の函館から道央の札幌へと移りゆく桜前線にあわせて、お花見をしながら人気のスポットを巡るのもおすすめです。

旅の始まりは、桜の名所としても知られる函館の「五稜郭」から。外国船の防衛拠点として建てられた星型の城郭は、その全貌を見るために造られた五稜郭タワーからの眺めが格別です！眺めを楽しんだ後は、ペリー総督の来航をきっかけに開港した函館ならではの異国情緒あふれる建物「函館ハリストス正教会」や「旧函館区公会堂」を巡ってはいかがでしょうか。陽が傾いて来たら、ロープウェイで「函館山」へ上ってみましょう！山頂の展望台から眼下に広がる「100万ドルの夜景」は神戸と並ぶ絶景です。夕食は、その夜景を眺めながら食事を楽しめる山頂レストランで。優雅な北海道旅行を満喫しましょう。

翌日は函館名物の「朝市」で、ウニやイクラをのせた豪華な海鮮丼を堪能したら、電車で札幌に向かいましょう。お花見をしながら時計台がある「大通公園」を歩いて小腹が空いたら、飲食店がひしめく「すすきの」で名物のラーメンかスープカレーを頂きましょう。食後は、札幌から電車で約1時間の距離にある小樽へ日帰り観光へ行ってみましょう。昔ながらの石造りの倉庫が並ぶ「運河」の眺めを楽しんだら、近くにある「堺町本通り」で「北一硝子」などのお土産探しも楽しいです。

3日目は札幌から電車で旭川へ移動。人気観光スポットの「旭山動物園」でペンギンやホッキョクグマの躍動感あふれる姿を間近で楽しんだ後は、園内にあるレストランでランチを。映画“アナと雪の女王”のファンには、動物園から車で約30分の雪と氷をテーマにした「雪の美術館」もおすすめ！子供と一緒なら大興奮間違いなし！温泉が好きな人は旭川から車で約1時間半の層雲峡まで足をのばし、旅館に1泊する滞在プランもおすすめですよ。

4日目は旭川から電車とバスで1時間ほどの美瑛の「青い池」へ。コバルトブルーの水面がなんとも幻想的な池は、7月に見頃を迎える富良野ラベンダー畑についで人気の観光スポットです。ランチは美瑛から電車で約1時間の富良野で、ご当地グルメのオムカレーをどうぞ。ドラマ“北の国から”“風のガーデン”のファンには興味深いロケ地巡りは、脚本家倉本聰氏がプロデュースした森のショッピングロード「ニングルテラス」とあわせてタクシーを使うと便利にまわることができます。電車で富良野から札幌に戻ったら、北海道最後の夜は名物ジンギスカンを楽しんでみては？5日目はお土産を買い込んで、旅をしめくくりましょう。

ゴールデンウィークは初夏かと思うほど心地よい日が続く九州。温泉巡りをしたり、パワースポットを訪ねたり、移動手段はレンタカーを使えば便利です。また九州はブランド牛やうなぎ、高級フルーツの産地だけあって、各地で味わうグルメも旅の楽しみです。

初日は福岡の名所、菅原道真ゆかりの学問の神様「太宰府天満宮」のお参りから。開運祈願をして梅ヶ枝餅を味わったら、博多からレンタカーで西に海岸沿いを走り、糸島にある桜井二見ヶ浦の夫婦岩へ。夕日を見ながらの海岸沿いドライブはとてもおすすめです。美しい夕日を眺めた後は、博多に戻って、天神や中州の屋台で評判の博多らーめん、もつ鍋などに舌鼓み♪

2日目は九州自動車道を南下して、川下りで有名な水郷「柳川」へ行きましょう。船頭さんが見事な竿さばきを見せるどんこ舟に揺られて約1時間、お堀を巡った後のランチは、柳川名物の鰻のせいろ蒸しを召し上がれ。ランチの後は、人気の観光スポット、長崎の「ハウステンボス」まで約2時間のドライブ。ヨーロッパの町並みが広がるテーマパークで1泊し、たくさんの花が咲き誇る園内で夢のような時間を過ごしましょう。

3日目は佐世保まで約1時間車を走らせて、佐世保港から平戸まで25キロにわたる海域に点在する208の島々「九十九島」の絶景を展望台から味わってください！時間があれば、島を間近に見られる約50分の九十九島クルージングもおすすめです♪ランチは名物の佐世保バーガーか爽やかな味わいのレモンステーキを。午後は佐世保から東へ車で約2時間半、大分の「由布院」と「別府」温泉へ向かいましょう。由布院は美肌効果で有名な女性に人気のスポットで、別府は源泉数と温泉の湧出量が全国一を誇る温泉郷です。別府では、噴気が上る迫力ある眺めを見てまわる「別府地獄巡り」がおすすめです。地獄巡りの7カ所には青い湯の「海地獄」、赤い湯の「血の池地獄」など珍しいものも。夕食に関あじなど新鮮な魚をいただいたら、温泉に浸かって旅の疲れを癒しましょう。

4日目は別府から車で南下すること2時間、天照大神の神話が語り継がれる宮崎の高千穂にある「天岩戸神社」や洞窟に鳥居がある「天安河原」にお参りしましょう。ランチに名物の高千穂牛ステーキをいただいたら、車で約20分の「高千穂峡」へ。峡谷に流れ落ちる滝や切り立った断崖をボートから眺める絶景は必見です！そこから車で約2時間40分、日南海岸に出ると、明るい太陽と海沿いの道路に植えられたフェニックスが南国ムードを盛り上げます。海が見えるリゾートホテルに泊まったら、旅の最終日は縁結びの「青島神社」、洞窟に本殿がある「鵜戸神宮」、触ると運気が上がると言われるサンメッセ日南の「モアイ像」など、人気のパワースポットに出かけて、九州に別れを告げましょう。