熊野大花火大会
お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったのが始まりとされる約三百余年の伝統を誇る歴史ある花火大会。現在も初精霊供養を目的として様々な花火が打ち上げられている。全速力で走る2隻の船から次々と海上へ花火が投げ込まれ半円形の花を咲かせる「海上自爆」や直径600mに広がる「三尺玉海上自爆」など見どころ満載。フィナーレは国の名勝天然記念物に指定されている鬼ヶ城や洞窟を利用して行われる「鬼ヶ城大仕掛け」。岩場での反射音や洞窟での響鳴音が加わった大迫力の花火で大会を締めくくる。