石和温泉郷

温泉/温泉浴場

湯の国山梨を代表する温泉郷

江戸時代には甲州街道の宿場町として栄えた石和。昭和の時代に源泉が湧き出て以来、温泉郷として広く知られるようになった。マイルドな泉質のお湯は、心身をやさしく癒やしてくれる。

石和温泉駅前ロータリーの足湯でまず温まっては} 石和温泉駅前ロータリーの足湯でまず温まっては

山梨で最大規模を誇る温泉郷

甲州盆地のほぼ中央に位置する石和温泉郷。JR中央本線沿線にあり、東京からは直通電車で1時間30分ほど。気軽に行ける温泉地として人気を集めている。桃やブドウの里として知られる笛吹市にあり、恵林寺などの名所、ワイナリーや観光農園を巡ったあと、疲れを癒やすのにぴったり。石和の町は、笛吹川で行われる「石和鵜飼(いさわうかい)」でも知られる。鵜匠(うしょう)が歩きながら鵜を操る珍しい「徒歩鵜(かちう)」を実演、石和温泉の夏の風物詩となっている。

1903年(明治36)に開業した「石和駅」を、1993年(平成5)「石和温泉駅」に改称した} 1903年(明治36)に開業した「石和駅」を、1993年(平成5)「石和温泉駅」に改称した

ブドウ園から湧き出た源泉が始まり

1961年(昭和36)1月、ブドウ園の一角を掘削(くっさく)したところ源泉が湧き出し、近くの小川に流れ出したことで、天然の露天風呂が誕生。「青空温泉」としてメディアに取り上げられたことがきっかけとなり、旅館やホテルが立ち並ぶ山梨屈指の温泉郷へと発展していった。石和温泉の泉質はアルカリ性単純泉。ぬるっとした感触で、刺激が少なく、いつまでも浸かっていたくなる心地良い湯だ。疲労回復はもちろん、神経痛、関節痛、筋肉痛、冷え性などに効能があり、浸かったあとの肌はすべすべに。

さくら温泉通りにある「いで湯桜」。ここから約200m西のブドウ畑で源泉が湧き出したことから、温泉郷の繁栄を祈念して植えられた。「商売繁盛桜」とも呼ばれる} さくら温泉通りにある「いで湯桜」。ここから約200m西のブドウ畑で源泉が湧き出したことから、温泉郷の繁栄を祈念して植えられた。「商売繁盛桜」とも呼ばれる

さくら温泉通りを散策

石和温泉駅は、2015年(平成27)に建て替えが完了したモダンな造りの駅舎。1階の観光案内所はブドウの里らしくワインの試飲機も備えている。南口を出ると、ロータリーの脇に「足湯」があり、くつろいだ雰囲気。ここから南に延びる駅前通り周辺、町を流れる近津川の界隈に、温泉旅館・ホテルが集まっている。近津川の両岸は「さくら温泉通り」と名づけられ、東西約1㎞にわたって桜並木の続く花の名所だ。道沿いにある「足湯ひろば」には、車椅子のまま入れる足湯を含め、4つの足湯と手湯がある。手足ともに浸かれば、血行もよくなり、リフレッシュできるはず。

ウッドデッキの遊歩道が設置された「さくら温泉通り」} ウッドデッキの遊歩道が設置された「さくら温泉通り」

スポット詳細

住所
山梨県笛吹市石和町市部822 map map 地図
電話番号
0552623626
泉質
アルカリ性単純泉
効能
神経痛、打ち身、消化器病、冷え症

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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