川湯温泉
川を掘れば湧き出る湯! 季節の楽しみ方いろいろな天然温泉
冬には巨大風呂も登場する、天然の露天風呂
熊野本宮温泉郷のひとつ、川湯温泉。川底を掘れば約70℃の温泉が湧き出し、大塔川(おおとうがわ)の水が混ざり合ってちょうど良い温度になる。夏には川遊びと温泉を同じ場所で楽しむことができ、冬の季節には大露天風呂「仙人風呂」が造られる。開放感あふれる川の中で、温泉に入るというぜいたく。山や空を見ながらのんびりと、夜には星空が瞬き、これぞ露天風呂の醍醐味を味わうことができる。天候や川の温度によって入浴規制がかかることもあるので、行く前に情報をチェックしよう。
川湯温泉と川湯十二薬師
川湯温泉を訪れたら、川湯温泉の守護神、川湯十二薬師にあいさつをしておこう。現在の本尊は、川湯温泉の街並みができた頃に川の対岸から今の場所へと遷された。古くから地元の人々の信仰を集めており、川湯の発展と歴史を物語る重要なスポットだ。毎年1月12日には川湯十二薬師祭も開催。大塔川を渡るようにして、「揚げ物」と呼ばれる供え物のジャンボ張り子が吊り下げられる。1か月ほどその風景を見ることができるので、仙人風呂と一緒に冬の風物詩として楽しんでほしい。
実は難易度が高いmy温泉
川湯温泉では誰でも川を掘ってmy温泉を造ることができるが、人が浸かれるくらいまで掘るのはなかなか大変。掘る場合は足湯にしてみたり、冬の時期は仙人風呂を楽しんだりするのがおすすめ。宿泊施設を利用しない人は、スコップの準備をお忘れなく。また、川湯温泉から熊野本宮大社までは車で約10分、バスで15分ほどの距離。熊野信仰のスタート地点でありゴールでもある熊野本宮大社は、一度は訪れておきたいスポットだ。
スポット詳細
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町川湯 地図
- エリア
- 熊野古道・本宮エリア
- 電話番号
- 0735420735
- 備考
- ※仙人風呂は冬季(12-2月)のみ利用可
- 泉質
- ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病等
- 泉温
- 約70℃
- 源泉数
- 6
- 湯量
- 不明
- 共同浴場数
- 1
- 日帰り温泉施設数
- 1
情報提供: ナビタイムジャパン