登別温泉

温泉/温泉浴場

あちこちに鬼がいる! 道内でも人気の高い温泉郷

札幌から高速を利用して車で1時間20分、新千歳空港からも1時間ほどで着く「登別温泉」。さまざまな泉質が楽しめる道内屈指の温泉郷として、道内はもちろん、全国各地からたくさんの旅行客が訪れる。

登別温泉といえば鬼。温泉街にはさまざまな鬼がいる} 登別温泉といえば鬼。温泉街にはさまざまな鬼がいる

豊富な湯量と多彩な泉質

温泉天国・北海道のなかでも、「登別温泉」といえば全国的に名の知れた温泉郷。洞爺湖(とうやこ)、倶多楽湖(くったらこ)、支笏湖(しこつこ)などを取り囲む活火山によって生まれた、巨大カルデラ地帯にある温泉郷である。1日1万tという自然湧出量を誇り、硫黄泉や食塩泉、明ばん泉、鉄泉など9つの泉質の湯が湧出していることから、「温泉のデパート」とも称される。国内でも、ひとつの温泉郷でこれだけ多彩な泉質を有するのは珍しく、一度にいろいろな効能の湯を堪能できる。

温泉街にある「泉源公園」の間欠泉} 温泉街にある「泉源公園」の間欠泉

湯治の場として全国区に

江戸末期から、温泉郷として利用されてきた登別。近江商人だった岡田半兵衛が私費で道を開削し、共同浴場を造ったのが始まり。その後、のちに湯治の祖と呼ばれる滝本金蔵(たきもときんぞう)が温泉宿を建て、私費で道を整備し、現在の温泉街の基礎を築いた。明治末期には、日露戦争の傷病兵の保養地として指定され、一気に知名度が上がった。当時は徒歩、馬車で訪れるしかなかったが、大正時代になると蒸気機関車、列車と交通整備が整い、より多くの人で賑わうようになった。

この土地にあった祠を、滝本金蔵が産土神社として祀ったのが起源とされる「湯澤神社」} この土地にあった祠を、滝本金蔵が産土神社として祀ったのが起源とされる「湯澤神社」

温泉街には鬼にまつわるものが……

登別温泉といえば、登別地獄谷。温泉街から歩いていける距離に登別地獄谷の展望台がある。そして、地獄といえば「鬼の棲みか」ということで、温泉街のいたるところに鬼の像やそれにまつわるものが設置されている。ホテルや旅館のほか、飲食店、土産物店が立ち並ぶ温泉街には、「商売繁盛」「恋愛成就」など、まるでご利益がありそうな鬼の石像も。「閻魔堂」には巨大な閻魔大王のからくり人形があり、1日に6回人形が動き、旅行客を楽しませてくれる。

「合格祈願」ができる鬼の石像} 「合格祈願」ができる鬼の石像

迫力のある閻魔大王のからくり人形} 迫力のある閻魔大王のからくり人形

時間が許す限り湯を楽しみたい

登別温泉街には、14の温泉ホテルや旅館がある。それぞれ趣向を凝らした宿なので、ぜひ宿泊して、温泉や食事などを満喫したい。どうしても宿泊が難しい場合は、日帰り利用ができる温泉宿もあるのでチェックを。温泉街には「夢元さぎり湯」という源泉かけ流しの温泉銭湯もある。また、登別温泉の近くには、上登別温泉、カルルス温泉という2つの温泉地があるので、スケジュールに余裕がある場合はこちらに足を延ばすのもいいかもしれない。

温泉銭湯「夢元さぎり湯」なら、宿泊予定がなくても利用可能} 温泉銭湯「夢元さぎり湯」なら、宿泊予定がなくても利用可能

スポット詳細

住所
北海道登別市登別温泉町 map map 地図
電話番号
0143843311
お知らせ
※電話番号は[登別国際観光コンベンション協会]に繋がります
泉質
硫黄泉、酸性泉、含鉄泉、塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、単純泉
効能
45-90℃
泉温
アトピー性皮膚炎、慢性湿疹、末梢循環障害、糖尿病、きりきず、うつ病等
源泉数
36
湯量
1万t/日
日帰り温泉施設数
6

情報提供: ナビタイムジャパン

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