別府温泉
昔ながらの雰囲気を感じる別府温泉の街並み
昭和の情緒あふれる竹瓦小路
1926年(大正10)に流川通りから竹瓦温泉までの市場が完成し、竹瓦温泉に続く通りが「竹瓦小路」と名づけられた。竹瓦小路入り口の木造アーケードは日本一古いそう。レトロな喫茶店、マッサージ屋、スナック、居酒屋などが軒を連ねる。温泉といえば別府というほど、温泉文化の根付いている街。竹瓦温泉を中心とした路地裏は人通りは多くないが、昭和情緒と人情があふれており、自然と心の和む雰囲気がある。
映画愛から始まったブルーバード劇場
竹瓦小路から5分ほど歩いたところにあるブルーバード劇場。館長のお父さんが、「子どもにいい映画を観せたい」との思いから1949年(昭和24)に創業を開始した歴史ある劇場だ。創業当時は1階平屋の映画館からスタートしたが、2度の改修を経て、現在の別府ブルーバード劇場の姿となった。多くの俳優や映画監督との交流を深め、数えきれない映画を上映してきた。映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』は地元別府ロケということもあり、寅さんの訪れた当時の舞台挨拶は大盛況だったそう。都会ではなかなか味わえない、情緒のある劇場だ。
源泉かけ流しの海門寺温泉
海門寺温泉はJR別府駅から徒歩約5分のところにある市営共同浴場。海門寺温泉には早朝から深夜まで入浴することができ、料金も100円と格安。1936年(昭和11)に市営温泉となり、地元市民、観光客にも親しまれている温泉だ。2010年(平成22)にリニューアルオープンし、施設全体がバリアフリーになった。隣接する海門寺公園と調和した和風の外観で、温度の異なる「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類の浴槽が設置されている。熱い温泉に慣れていない人は、ぬる湯から入浴してみるといいだろう。筋肉や関節の慢性的な痛み、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下などに効能がある。
おとぎの国の洋館を感じさせる「高等温泉」
歴史を感じさせる古い建物が並ぶなか、ポツンとある西洋の洋館風の建物に目を奪われる。1924年(大正13)に別府の地元の方々の寄付金によって建てられた高等温泉だ。高等湯というあつ湯の温泉が源泉であることから「高等温泉」という名前がつけられた。温泉には温度の熱い「あつ湯」と、通常の温度の「ぬる湯」の2種類の温泉があり、それぞれ別料金を入り口で支払う必要がある。また建物の手前には熱湯の源泉、建物左横にはぬる湯の源泉を直接見ることのできる珍しい場所がある。入浴は6:00-24:00まで可能で、2階には格安の素泊まり宿も併設されている。休日や旅行シーズンは混み合うので、宿泊利用の場合は注意が必要だ。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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- 湯のまち
- 1泊2日の週末旅行だったので「地獄めぐり」を中心にせわしない行程になってしまいましたが、日本一の湧出量を誇る温泉街を堪能できました。また、別府駅の近くは昭和レトロな繁華街もあるので夜遅くまで楽しめます。なお、別府温泉には共同浴場が約150か所もあり、入浴料も100円から200円程度と格安なので、いつの日か時間に余裕ができたら、長期間滞在して湯めぐりを楽しみたいなと思いました。
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