神山温泉
徳島県名西郡にある「神山温泉」は、慶応4年(1868)からの歴史ある温泉だ。自然に囲まれた場所で保養や休養に向いているここは、江戸時代には塩湯小屋があったと伝えられている。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹食塩泉)。一般的効能のほか、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症等の効能があるといわれている。また湯冷めしにくく保湿効果も高い。日帰り入浴もでき、宿泊施設もあるので、旅の拠点としても利用できる。また神山温泉は弘法大師ゆかりの霊場を廻る四国88ヵ所めぐりの一つ、四国霊場12番札所・焼山寺と13番札所・大日寺との中間にあたる。巡拝の計画に加えたい温泉だ。