下田温泉
熊本県内に3か所しかない「国民保養温泉地」に指定されている温泉地のひとつ。今から700年ほど前、傷ついた白鷺が傷を癒したところから温泉が湧きだしたと伝わる、歴史の深い温泉郷だ。源泉の温度は51度で、無味無臭の無色透明。浴場まで運んでくる過程で40-42度になるため、加水や循環を一切行っていないのが特徴だ。肌ざわり滑らかな湯には、切り傷ややけど、神経痛や運動麻痺などの適応症がある。温泉街の中心地にある足湯「下田温泉五足の湯」にも源泉かけ流しの湯が使用されており、地元住民にとってもの憩いの場となっている。