鞆の浦温泉
沼隈半島の先端にある鞆の浦の温泉地「鞆の浦温泉」は、平成14年(2002)に出来た新しい温泉だ。泉質はラジウム泉で全国でも屈指のラジウム量があり、神経痛・筋肉痛・関節痛などによく効くと評判の湯。鞆の浦の温泉は、ホテルや旅館はもちろん、仙酔島でも楽しむことができ、温泉宿はリゾート感溢れるものから気軽な日帰り温泉まで様々だ。鞆の浦は、江戸時代初期、鞆城を築いた福島正則が、城下町整備の一環で「寺町通り」を造営した場所で、神社仏閣が多く、ふらりと歩くだけで神社やお寺を巡れる。また潮待ちの港として栄えた場所ならではの、高い防災意識によって保存されてきた、記念碑的な町並みや史跡が数多く残る。