平湯温泉
古くから人々を癒やしてきた、奥飛騨温泉郷で最も歴史ある温泉地
人気観光地を結び、人々が行き交う交通の要所
高山市内から国道158号線で向かうと、5つの温泉地がある「奥飛騨温泉郷」に到着する。その玄関口にあたるのが「平湯温泉」だ。大規模なバスターミナルがあり、高山や上高地、乗鞍岳などの人気観光地へのバスが発着する交通拠点として、温泉地の賑やかなシンボルになっている。平湯温泉地内には20軒の旅館があり、約40もの源泉から湧き出る湯を堪能できる。さらに宿泊施設だけではなく、日帰りで楽しめる公共の湯が多く点在しているのも、大きな魅力のひとつ。透明、茶褐色、緑褐色、白濁など、施設によって異なるさまざまな泉質の湯を存分に満喫したい。
露天風呂では、新緑や紅葉、雪景色など季節ごとの景色を楽しみたい
古くから親しまれてきた癒やしの湯
奥飛騨温泉郷のなかで歴史が最も古い平湯温泉。言い伝えでは、飛騨へ戦国武将の武田信玄家臣が攻め込み、その際に出会った白猿によって道端の湯まで導かれ発見した秘湯とされている。かつて北陸の大名も参勤交代の道中に立ち寄り疲れを癒やした湯治場として栄え、また明治初期に書かれた『斐太後風土記』では、平湯温泉を利用している人々が描かれるなど、多くの人たちに古くから親しまれてきた歴史深い温泉だといえよう。活火山の焼岳と乗鞍岳を熱源とし、温泉地内には豊富な井戸や源泉がある。泉質にはナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉などを含み、現在でも治療温泉として多くの人々に利用されている。
「はんたい玉子」など名物グルメも要チェック
平湯温泉に訪れたら味わってみたいのが、名物グルメとしてよく知られる「はんたい玉子」だ。白身が半熟で柔らかく、黄身が固め。温泉街の土産店の店先で販売されるこの温泉卵を、湯上りのあとの休憩に味わう観光客の姿は、平湯温泉でよく目にする光景だ。そのほかにも、「平湯バスターミナル」に併設するドライブイン施設「アルプス街道平湯」には、飛騨地方の特産品や土産が並ぶ売店、平湯ラーメンや飛騨牛グルメが味わえるレストラン、飛騨牛の串焼きや焼きたてクロワッサンを買えるテイクアウトコーナー、さらには無料の足湯などお楽しみが充実。観光拠点としてぜひ利用したいスポットだ。
四季折々の自然の美しさにも癒やされる
平湯温泉には、初級・中級・上級コースを設けた「平湯温泉スキー場」、上高地や乗鞍への拠点となる「平湯キャンプ場」など、自然を感じながら遊べるポイントが多い。軽めのハイキングで大自然を感じるなら、飛騨三大名瀑のひとつに数えられる「平湯大滝」がおすすめ。四季折々の美しい表情を見せる落差64mの滝は、2月の厳冬期には巨大な氷柱となり、例年その時期に実施される「平湯大滝結氷まつり」のライトアップもまた、息を飲む美しさだ。大自然が織りなす自然の神秘に、思わず心を奪われるに違いない。温泉と自然に存分に癒やされる旅に出かけてみよう。
スポット詳細
- 住所
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
- エリア
- 高山エリア
- 電話番号
- 0578893030
- 泉質
- 単純泉、ナトリウム-炭酸水素塩泉、硫黄泉等
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、じんましん、糖尿病、痔疾、慢性婦人病等
- 泉温
- 30-98℃
- 源泉数
- 33
- 湯量
- 7575リットル/分
- 日帰り温泉施設数
- 3
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 無料の足湯あり
- ツアーのトイレ休憩とバス内注文のお土産品の積み込みで立ち寄りました。レストラン、パン屋さん、土産物店に日帰り温泉もある大きな施設でした。パン屋さんでは餡の入ったクロワッサン、飛騨牛の蒸し饅頭もお勧めで購入しました。温泉は無理でしたが、入り口横の無料の足湯でしばし温泉気分を味わいました。
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- 時間のない人はバスターミナルで足湯だけでも楽しめます
- 新宿の高速バスで高山へ行く途中、必ず平湯温泉のバスターミナルで10分程度休憩します。トイレ休憩が目的ですが、バス乗り場に隣接して無料の足湯がありますので、長い乗車で疲れた足をほぐすのに最適です。バスターミナルの上には本格的な日帰り温泉施設があるので、時間に余裕のある方はここで下車してひと風呂浴びてから次のバスで高山に向かうのも1つの手ではないでしょうか。
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