黒川温泉

温泉/温泉浴場

古き良き日本を感じさせる山あいの温泉郷

田の原川の渓谷に沿って趣ある旅館が立ち並ぶ、九州有数の温泉地。野趣あふれる露天風呂や、それらを巡ることができる温泉手形、趣ある山里の風景などが人々をひきつけている。

自然を感じられる風情ある露天風呂が人気} 自然を感じられる風情ある露天風呂が人気

街全体がひとつの旅館のよう

黒川温泉郷は美しい自然に恵まれた阿蘇のさらに奥、大分県との県境にある。2000年頃までは地元の人以外にはほとんど知られていない小さな秘湯だったが、山里のひなびた景観と、宿と宿の垣根を超えた温泉郷としての魅力が注目を集め、人気が高まっている。江戸時代には湯治場だったこの場所は、時代に合わせてその在り方を変えていった。1960年(昭和35)頃に発足した黒川温泉観光旅館協同組合を中心に、風情を残しながら進化を続けている。「黒川温泉一旅館」として街全体で温泉郷を盛り上げており、地元の人々がつり上げた上質な里山はまるでひとつの旅館のような統一感がある。

ライトアップされた夜も趣がある温泉郷の散策路} ライトアップされた夜も趣がある温泉郷の散策路

露天風呂巡りを楽しめる黒川温泉郷

黒川温泉郷では露天風呂巡りが人気。入湯手形を手に、風情ある温泉郷の散策を楽しみながらあちこちの湯で体を癒やすことができる。黒や茶色で統一された昔ながらの外観の宿、宿と宿を結ぶ渡り廊下のような趣のある小道、そのどれもが黒川温泉の世界観の演出にひと役買っている。入湯手形は28ある露天風呂のうち3か所を通常よりも安い料金で楽しめるため、露天風呂巡りには欠かせないアイテムとして歓迎された。かわいいイラストが描かれた入湯手形は旅の記念に持ち帰れるのはもちろん、温泉街の中心部にある「地蔵堂」に奉納することもできる。黒川温泉を訪れた際には少しでも多くの温泉を満喫してほしい。

入湯手形は旅館や旅館組合で購入できる} 入湯手形は旅館や旅館組合で購入できる

この地域で産出する小国杉の間伐材を使用した入湯手形} この地域で産出する小国杉の間伐材を使用した入湯手形

情緒あふれるたたずまいが人気の宿「黒川荘」

黒川温泉郷には30軒もの宿が立ち並ぶが、どれも昔の日本をほうふつとさせる懐かしさ漂う上質の宿だ。なかでも多くのリピーターが訪れる温泉宿が「黒川荘」。温泉街の中心部から車で行く人もいるほど離れた場所にあるにもかかわらず、連日来訪客が絶えることがない。黒川荘の趣あるたたずまいに迎えられ、一歩足を踏み入れれば故郷に帰ってきたようなゆっくりとした時間が流れる。上質なモスグリーンの温泉と最高のおもてなし。これらが多くの人の心をつかんでいる理由だろう。

露天温泉巡り専用、黒川荘の「たけ湯露天風呂」} 露天温泉巡り専用、黒川荘の「たけ湯露天風呂」

「きり湯露天風呂」も露天温泉巡り専用のお風呂} 「きり湯露天風呂」も露天温泉巡り専用のお風呂

阿蘇五岳を見渡せる「瀬の本高原ホテル」

温泉郷を中心に露天風呂巡りなどを楽しめるのが魅力の黒川温泉だが、中心部から少し離れると阿蘇の自然を肌で感じることができる。温泉郷の宿と並び人気を博しているのが、阿蘇高原を眺めることができる「瀬の本高原ホテル」で、温泉郷の中心部から離れた標高920mの高原にある。名物の露天風呂「絶景鼻の湯」では、ここだけの絶景を眺めながらの特別なひとときを過ごすことができる。星空を楽しめる無料のアクティビティ「星空さんぽ」も楽しみのひとつ。毎晩開催されているので、晴れた夜に参加して満天の星空を見上げてみよう。

阿蘇の雄大な景色を眺められる「瀬の本高原ホテル」の露天風呂「絶景鼻の湯」} 阿蘇の雄大な景色を眺められる「瀬の本高原ホテル」の露天風呂「絶景鼻の湯」

スポット詳細

住所
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川 map map 地図
エリア
阿蘇エリア
電話番号
0967440076
泉質
単純泉(弱酸性)、単純泉(弱アルカリ性)、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、酸性泉
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、高血圧、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、肝臓病、痔疾、慢性婦人病、美肌等
泉温
48.3-97.8℃
源泉数
28
湯量
2500リットル/分
共同浴場数
2
日帰り温泉施設数
28

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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