銀山温泉
大正浪漫感じるフォトジェニックな秘境の温泉街
大正浪漫を感じさせる秘境の温泉街
最上川の支流「銀山川」の両岸に沿うようにして広がっている、秘境ともいうべき山奥にある温泉街。大正末期から昭和初期にかけて建築された木造多層の旅館が並び、その独特な景観のなかに立つとタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。旅館の壁に色鮮やかに描かれている鏝絵(こてえ)はインパクトが強く見ごたえがある。日が暮れるとガス灯がやさしい光で温泉街を照らし、ロマンティックで情緒あふれる街並み。非日常を味わえる空間でリピーターが多く、人気の観光スポットとなっている。
大洪水からの復興によってできあがった街並み
開湯は江戸時代、この地に栄えた延沢銀山(のべさわぎんざん)の鉱夫が発見したそう。当初は鉱夫たちだけが利用していたが、1689年(元禄2)に廃山になって以降は温泉街として発展。1913年(大正2)の延命寺大洪水で多くの旅館が被害を受け、温泉湧出量も大きく低下した。その後大正末期から昭和初期にかけて源泉のボーリングで多量の温泉が湧出し、それにともなって旅館も再建され復興。その際に建てられたのが木造多層構造の旅館で、現存する旅館の基礎となった。当初は洋風の外観だったが、戦後には和風に近づいていったそう。山奥にあるため秘湯となっていたが、平均視聴率が52.6%だったというテレビドラマ『おしん』の舞台になったことで一躍有名になった。
貸衣装で風景に溶け込みゆったりとした時間を
大正浪漫体験のできる着物と袴などの貸衣装があり、昔ながらの風景に溶け込んで散策できる。温泉街のどこを切り取っても絵になるため、フォトスポットが多く写真撮影を存分に楽しむことができる。温泉街中心地には足湯もあり、風景を楽しみながらゆったりと流れる時間を味わいたい。移動手段には大石田駅と銀山温泉を結ぶ定期路線バス「銀山温泉はながさ号」があり、銀山温泉の雰囲気に溶け込むレトロなボンネットバスで移動するのも楽しい。また、予約制の定期観光バスも設定されている。大石田駅発と銀山温泉発でそれぞれのプランがあり、銀山温泉だけでなく尾花沢市内の観光も同時にできる。外観を見て楽しむだけでなく、名物の「カリーパン」や「そば」を食べておなかも満たそう。
スポット詳細
- 住所
- 山形県尾花沢市銀山新畑 地図
- エリア
- 村山エリア
- 電話番号
- 0237283933
- 泉質
- ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉等
- 効能
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、便秘、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、慢性婦人病、痔疾等
- 泉温
- 63.8℃
- 源泉数
- 2
- 湯量
- 500リットル/分
- 共同浴場数
- 1
- 日帰り温泉施設数
- 1
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 銀山温泉の遊歩道にある観光案内所
- 銀山温泉の遊歩道にある観光案内所。野川とうふやの隣あたりにあります。訪問時は係の方は不在でしたが、銀山温泉のマップなどはこちらでいただけます。
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- 温泉街の入口にあります。一般車はここまで。
- 銀山温泉街エリアは一般車が入れないため、私は温泉街から数百メートル離れた場所に自家用車を駐車するよう言われました。そこで旅館の車でピックアップ頂き、こちらの観光案内所まで送って頂きました。そしてこちらでサービス担当の方にお会いして、徒歩でホテルまで連れて行って貰いました。こちら観光案内所は単に観光マップを貰う場所ではなく、旅館の方とファーストコンタクトする場所になる時もあるようです。
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- エリアマップはこちらの「銀山温泉観光案内所」でもらうといいかもですね。
- エリアマップはこちらの「銀山温泉観光案内所」でもらうといいかもですね。銀山温泉の白銀橋のそばにあり、すぐにわかると思います。
TripAdvisorクチコミ評価
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