下呂温泉

温泉/温泉浴場

シラサギがもたらしたと伝わる、偉人も慕う日本古来の霊湯

岐阜県下呂市に位置し、1000年の歴史をもつ温泉街。兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉に並ぶ日本三名泉のひとつであり、傷を負ったシラサギが温泉のありかを知らせたという伝説をもつ。

自然に囲まれ、飛騨川を中心に広がるどこか懐かしい町並み} 自然に囲まれ、飛騨川を中心に広がるどこか懐かしい町並み

飛騨川沿いに広がる岐阜県最大の湯の町

山里に囲まれた自然の長閑さと、温泉街の賑わいが調和するエリア。下呂温泉はなめらかなアルカリ性単純温泉で、古くから絹のような肌に導いてくれる「美人の湯」として親しまれている。なかでも、温泉街の真ん中に位置する下呂大橋下に湧き出る「噴泉池」は、抜群の開放感を誇る下呂温泉のシンボルだ。ほかにも、気軽に温泉が楽しめる手湯や足湯スポットや宿泊しなくても日帰りで利用できるリーズナブルな温泉施設があり、街の散策で疲れたらいつでもリフレッシュできる。また、飛騨の名物やテイクアウトグルメが堪能できる飲食店も豊富に並び、温泉にちなんだスイーツを食べながら、足湯に浸かるのも人気の楽しみ方だ。

川のせせらぎに耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごせる足湯スポット} 川のせせらぎに耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごせる足湯スポット

散策中の休憩にぴったり。街じゅうに無料の手湯や足湯スポットが点在する} 散策中の休憩にぴったり。街じゅうに無料の手湯や足湯スポットが点在する

温泉街に8か所ある、名泉を気軽に楽しめる足湯スポット} 温泉街に8か所ある、名泉を気軽に楽しめる足湯スポット

古くから親しまれる日本三名泉

もともとは、平安時代に下呂の温泉街から4km離れた湯ヶ峰の頂上付近で発見されたという下呂温泉。しかし鎌倉時代、湧き出ていた温泉が突然出なくなり、再び現在の源泉地といわれている飛騨川の河原で発見された。それから下呂温泉の名が全国に周知されたのは、室町時代。全国各地を渡り歩いた京都五山相国寺の詩僧である万里集九が、初めて下呂温泉が名湯だということを詩文集「梅花無尽蔵」に記したのが始まりとされている。江戸時代に活躍し、徳川家康に仕えた儒学者の林羅山も万里集九と同様に下呂温泉を高く評価しており、今では下呂温泉を含め、その詩文集に同じく霊湯の最高峰と記された兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉の3つの温泉地が日本三名泉と謳われている。「白鷺橋」の付近には林羅山や万里集九の立像もあるので、記念に写真を撮ってみよう。

周囲を美しい飛騨山地の山々に囲まれた温泉地} 周囲を美しい飛騨山地の山々に囲まれた温泉地

足湯に加え、肩こりや冷えに効果的といわれる手湯が多くあるのも魅力のひとつ} 足湯に加え、肩こりや冷えに効果的といわれる手湯が多くあるのも魅力のひとつ

「湯めぐり手形」でお手軽に温泉巡り

下呂温泉の加盟施設で利用できる「湯めぐり手形」は、下呂温泉旅館協同組合から発行されるお値打ちな手形。半年の有効期限のうち3回の日帰り入浴ができ、加盟旅館やコンビニ、土産品店で購入が可能なため気軽に温泉を巡ることができる。使い方は簡単で、加盟旅館のフロントで手形を提示するだけ。土産に持ち帰ることもできるため、旅の記念になるのもうれしいポイントだ。旅館によって入浴制限のある期間や、時間帯があるため、事前にチェックしてから訪れよう。

1枚1300円で3軒のお風呂に入浴できるお得な手形} 1枚1300円で3軒のお風呂に入浴できるお得な手形

気ままな日帰り旅行にも、宿泊にもおすすめ

下呂温泉の町並みには、合掌造り集落の文化や当時の生活を学べる体験型博物館「下呂温泉合掌村」や、温泉街ならではのスイーツが楽しめるショップ「下呂温泉足湯の里 ゆあみ屋」がある。ぶらりと散策しながら、歴史やグルメも堪能したい。点在する足湯や、旅館の温泉には気軽に入ることができるので、日帰り旅行にもおすすめ。情緒あふれる町並みを堪能し、非日常の体験を楽しめるに違いない。

スポット詳細

住所
岐阜県下呂市湯之島・幸田・森 map map 地図
エリア
飛騨エリア
電話番号
0576254711
泉質
アルカリ性単純泉
効能
神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾、美肌等
泉温
55℃等
源泉数
12
湯量
3400リットル/分
日帰り温泉施設数
3

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました