茶果房 野の実
自家栽培のフルーツをたっぷり使ったスイーツを召し上がれ
緑豊かなフルーツ農園内にある自慢のカフェへ
大村市の郊外にある福重(ふくしげ)地区周辺は「フルーツの里」として知られるエリア。その名の通り、ぶどうや梨、イチゴなどが季節ごとにたわわに実り、近隣の農園や直売所は買い物客で大いに賑わう。さらに山手側に進むと「大又農園 野の実(おおまたのうえんののみ)」の看板が見えてくる。導かれた先は緑豊かな野岳湖の近く。キャンプ場やサイクリングロードなどが整備された憩いの場だ。雨が少なく穏やかな気候に恵まれ、フルーツの栽培に適したこの地で自家製肥料を使った減農薬での栽培を行う「大又農園」。農園内にあるカフェ「茶果房 野の実」では、自家栽培のフルーツをたっぷり使った手作りスイーツを楽しむことができる。
素朴な味わいのアップルパイをお目当てに
扉を開けると甘い香りがふわり。入口近くのショーケースには、いろとりどりのスイーツたちが並んでいる。なかでも不動の人気を誇るのはアップルパイ。店内に併設するキッチンで営業時間にあわせて毎日焼き上げている。大きめに切ったリンゴが崩れないよう気をつけながら、砂糖やレモン汁と一緒にじっくり煮込む。これをパイ生地にたっぷりと載せたら、仕上げにシナモンを少量ふりかけて美しい黄金色に焼き上げていく。リンゴの品種はフジ。煮込んでもほどよく食感が残り、パイ生地のサクサクとした食感とのコントラストも見事だ。手間ひまかけて仕込むため数量限定。鳥のさえずりや虫の声が聞こえる店内で味わうのはもちろん、テイクアウト(1ピース388円)もできる。
季節を追って出かけたい色とりどりの限定スイーツ
一年中提供しているアップルパイのほか、季節ごとに替わるタルトやケーキも見逃せない。イチゴから始まり、ブルーベリー、桃、イチジク、栗と楽しみが続く。特に評判なのが甘さがたっぷり載ったブドウ。大又農園では7品種のブドウを栽培しており、「ぶどうタルト」にはそのうちの3品種がぜいたくに使われている。果肉がやわらかくジューシーな巨峰、種なしで皮ごと食べられるシャインマスカット、糖度が高く爽やかな酸味を感じる安芸クイーン。それぞれに味わいも皮の色も異なり個性豊かだ。ブドウを支えるタルト生地には、生のアーモンドを粉末状にしたアーモンドプードルを使用。小麦粉にはない独特の風味やコクがブドウのフレッシュ感を引き立ててくれるんだそう。テイクアウトは1ピース524円、大ホール(直径20cm)は4200円。8月中旬〜10月中旬までのお楽しみだ。
いろんな楽しみ方がいっぱいの人気の観光農園
店内ではほかにも季節のフルーツを使ったスムージーやジャムなども販売。どれも素材の味を生かした甘さ控えめで、ここでしか出合えない味わいが評判だ。大又農園はフルーツ狩りや栗拾いもできる観光農園としての顔もあわせもつ。夏から秋にかけては、味覚狩りを楽しむ人でさらなる賑わいを見せる。またカフェの裏手には30万本が咲き誇るコスモス畑(入場料200円)も整備。見頃は例年、10月上旬〜下旬。赤や白、ピンクのかわいらしい花が秋の訪れを告げる人気スポットとして県内外から見物客が訪れる。カフェから駐車場までの坂道の途中、ブルーベリー畑の向こうに野岳湖が見えた。あわせ鏡のように湖面に空や緑が映り、スイーツで満たされた心をもっと晴れやかにしてくれる。
スポット詳細
- 住所
- 長崎県大村市東野岳町1054 地図
- エリア
- 諫早・大村エリア
- 電話番号
- 0957554588
- 時間
- 10:00-17:00(年間通して)
- 休業日
-
水、1/1、1/2
※荒天時など臨時休業あり - 駐車場
- あり(40台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(分煙、テラス席のみ可)
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(テラス席のみ可)
情報提供: ナビタイムジャパン