さかい利晶の杜

資料/郷土/展示/文学館

堺をもっと知りたくなる、2人の偉人のミュージアム

堺が生んだ2人の偉人をテーマにしたミュージアム。「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」のほか、本格的な茶の湯を体験できるコーナーもあり、2人の足跡をたどりながら、堺の魅力に触れることができる。

ガラス張りの外観が、明るく入りやすい雰囲気 ガラス張りの外観が、明るく入りやすい雰囲気

千利休と与謝野晶子がテーマ。ふるさと堺の魅力も発信

「さかい利晶の杜」の「利」は千利休、「晶」は与謝野晶子のこと。千家茶道の祖であり、わび茶の大成者として知られる千利休は、堺の商家の生まれで、茶頭として豊臣秀吉に仕えたことでも有名な人物。一方、堺市にある和菓子商の三女として生まれたのが、歌人であり、思想家としても活躍した与謝野晶子。代表作の歌集『みだれ髪』では恋愛を高らかに謳い上げ、近代日本の文学界に大きな衝撃を与えたことでも知られている。この堺が生んだ2人の偉人をテーマにした「さかい利晶の杜」では、2人の生涯や人物像などを通じて、堺の歴史や文化の魅力を発信。パネルや映像を多用したわかりやすい展示となっており、世代を問わず楽しむことができる。

千利休が作った茶室である国宝「待庵(たいあん)」の、創建当初の姿を復元した「さかい待庵」も見どころのひとつ 千利休が作った茶室である国宝「待庵(たいあん)」の、創建当初の姿を復元した「さかい待庵」も見どころのひとつ

千利休を通して、中世の堺を知る

1階にある「千利休茶の湯館」は、利休の生涯や人物像に焦点を当てながら、貿易・商業都市として栄えた堺の歴史を読み解いていくミュージアム。利休や堺のまちと関わった人々を音声で紹介する「利休と堺をめぐる人々」のコーナーでは、千利休の声を、堺市出身の歌舞伎俳優である6代目片岡愛之助さんが担当。タッチパネルでの操作と、わかりやすい話口調で、子どもでも楽しみながら歴史に触れることができる。「タイムトリップ堺」(館内の展示の観覧料を含め大人1400円。13歳未満利用不可)のコーナーでは、最新型のVRで貿易・商業都市として栄えていた時代の堺のまち並みを再現。VRならではの楽しい仕掛けが満載で、体験時間があっという間に過ぎてしまうことだろう。

入り口でゲストを迎えるのは、1600年(慶長5)に豊後(ぶんご。現在の大分県)から堺へ回航した、オランダ船「リーフデ号」の模型 入り口でゲストを迎えるのは、1600年(慶長5)に豊後(ぶんご。現在の大分県)から堺へ回航した、オランダ船「リーフデ号」の模型

激動の近代を生きた、与謝野晶子の姿を思い浮かべて

2階の「与謝野晶子記念館」は、与謝野晶子の表現世界と生き方に触れることができるミュージアム。入り口を入ってまず目に入るのが、著書の装幀(そうてい)を一堂に見ることのできる「晶子の装幀」のコーナー。晶子の本は色彩豊かな装幀の本が多く、美術品としての評価も高いが、それは夫・与謝野寛の「後世に残るものでなければならない」という考え方によるもの。藤島武二や中澤弘光といった著名な画家たちが手がけており、本の表紙だけではなく裏表紙も見ることができる筒状のディスプレイも、見る人を夢中にさせるポイントのひとつになっている。さらに奥に進むと、晶子の生家「駿河屋」を再現した建物が。1階は老舗の和風のたたずまい、2階は西洋造りとなっている和洋折衷の建物で、この家で、晶子の優れた感性が磨かれたのも納得できる。

晶子のメッセージを紹介するタッチパネルも設置。現代に生きる私たちの心にも響くものばかりだ 晶子のメッセージを紹介するタッチパネルも設置。現代に生きる私たちの心にも響くものばかりだ

本格的な茶の湯も体験。堺観光の拠点として活用するのもおすすめ

ミュージアムをじっくりと楽しんだあとは、ひと休みを兼ねて、1階の「茶の湯体験施設」で「立礼呈茶(りゅうれいていちゃ)」を体験(料金、営業状況は公式サイトで確認を)してみては? 立礼式とは「椅子に腰かける形式」、呈茶とは「客人にお茶を差し上げること」の意。ここでは、表千家・裏千家・武者小路千家のいずれかのお点前により、堺の抹茶と季節の和菓子を味わうことができ、お茶の先生との楽しいお話も心をなごませてくれる。さらに予約をすれば、本格的な茶室でのお点前体験も可能(詳しくは施設に確認を)。館内をひととおりまわってみると、「2人のゆかりの地を訪ねてみたい」「堺の歴史や文化をもっと知りたい」、そんな気持ちが自然と湧いてくることだろう。1階にある「観光案内展示室」では、堺市内の観光を楽しむためのさまざまな情報を提供しているので、堺観光のスタート地点として活用するのもいいだろう。

「立礼呈茶」では、目の前でお点前を見ることができる 「立礼呈茶」では、目の前でお点前を見ることができる

子どもも大歓迎。テーブル席で気軽に茶の湯を楽しもう 子どもも大歓迎。テーブル席で気軽に茶の湯を楽しもう

スポット詳細

住所
大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
電話番号
0722604386
時間
9:00-18:00(最終入館17:30)
[茶の湯体験施設]10:00-17:00
休業日
[千利休茶の湯館・与謝野晶子記念館・茶の湯体験施設]第3火(祝の場合は翌日)、年末年始
料金
[観光案内展示室]無料
[展示観覧料(千利休茶の湯館・与謝野晶子記念館)]大人300円、高校生200円、中学生以下100円
[茶の湯体験]大人500円、高校生400円、中学生以下300円(2022年3月現在)
※詳しくは施設HPをご確認ください。
駐車場
あり(103台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、iD、WAON、PayPay)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
ベジタリアンセレクション
あり(提供メニューは抹茶と和菓子のみ)
平均予算
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 南海電鉄の駅からが便利です。
    5.0 投稿日:2020.12.29
    南海本線の堺駅や南海高野線の堺東駅からが便利だと思います。堺市の歴史のほかに、千利休や与謝野晶子の遺した業績が展示されています。
  • 安くてとても良い施設
    5.0 投稿日:2020.10.23
    さかい利晶の杜は、千利休と与謝野晶子の展示物が、常設ですが、別料金でさかい待庵と無一庵が見学できます。どちらもおすすめです。
  • 堺が輩出した千利休と与謝野晶子の展示館
    4.0 投稿日:2020.10.10
    利昌の社は現代的な建物で、一階では千利休のと当時の貿易で栄えた堺を知る事が出来る展示になっています、二階にあがると与謝野晶子を知る事が出来る、晶子の生涯を詳しく出来る展示になっており、生家である和菓子屋(駿河屋)が実物大のスケールで展示されており晶子が卒業後に帳場で仕事をしていた場所も再現されており。堺では必見の展示館。

TripAdvisorクチコミ評価

もっと見る

アクセス

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          南大阪エリアのおすすめスポット

          大阪のその他のエリア

          + -
          back
          open

          周辺のスポット

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました