納言志るこ店

甘味処

ていねいに煮たあずきがたっぷり入った名物志るこ

手前は季節関係なしの看板メニュー「田舎しるこ(つぶ餡)」700円。奥は夏に人気の「抹茶あんみつ」600円} 手前は季節関係なしの看板メニュー「田舎しるこ(つぶ餡)」700円。奥は夏に人気の「抹茶あんみつ」600円

行列の絶えない納言しるこ店は、小町通りの裏路地にある昔ながらの小さな店。ガラガラっと扉を開くとほのかに甘いあずきの香りが漂ってくる。訪ねたのは暑い夏の日だったが、毎朝女将が鉄釜で2時間かけて炊くという評判のあずきを食べたくて、迷わず「田舎しるこ(つぶ餡)」を注文した。運ばれてきたお椀には熱々ふっくら、大粒あずきがこぼれんばかりに入り、いい塩梅(あんばい)に焦げのついた餅が顔をのぞかせている。たっぷりのあずきはしつこくなく、白い湯気の立ち上るなか、はふはふしながらも箸はどんどん進んでいく。やわらかい小ぶりの餅は鎌倉の老舗和菓子店「大くに」のものを使用。甘いあずきと焼きたての餅の香ばしさを引き立てる口直しのきゃらぶきもいいアクセントになっている。あまりのおいしさにもう一品、冷たい抹茶あんみつをいただいた。こちらも鎌倉の老舗日本茶専門店「枝村園」の抹茶を使用し、あずきとのコラボを楽しめる絶品。この店の甘味を大佛次郎や川端康成など、多くの著名人たちが愛したというのにも納得がいく。次は「御膳しるこ(こし餡)」にしようか、夏に来るなら「氷あずき」を食べようか、と思いをめぐらせているとあっというまにお椀はからっぽになっていた。

1953(昭和28)年創業。店内は鎌倉の喧騒とはかけ離れた落ち着いた雰囲気} 1953(昭和28)年創業。店内は鎌倉の喧騒とはかけ離れた落ち着いた雰囲気

毎朝女将がこの大鍋いっぱい煮るのは、納言志るこ店自慢のあずき} 毎朝女将がこの大鍋いっぱい煮るのは、納言志るこ店自慢のあずき

若宮大路と小町通りを結ぶ狭い路地にひっそりとたたずむ} 若宮大路と小町通りを結ぶ狭い路地にひっそりとたたずむ

スポット詳細

住所
神奈川県鎌倉市小町1-5-10 map map 地図
エリア
鎌倉エリア
電話番号
0467223105
時間
11:00-17:30(L.O.17:15)
休業日
水、第3木(祝日の場合は翌日)
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 鎌倉歩きの一服には最高
    4.0 投稿日 : 2022.03.22
    昔ながらの甘味処です。ぜんざいは粒あんとこし餡が選択出来ます。私は粒あんの田舎ぜんざいを食しましたが、適当な甘さで鎌倉ブラブラ歩きの栄養補給には持ってこいです。因みにお餅は小さな角餅が一つ入ってました。お値段は700円と妥当な価格です。
  • あずき好きにはたまりません。
    5.0 投稿日 : 2020.02.20
    友人が「ここ先日テレビに出てた」と鶴岡八幡宮へ行く途中に こちらのお店を指さして言いました。詫び錆びのありそうな店構えの甘味処です。10時オープンらしくまだ掃除されていたので、あとで寄ることにしました。週末でしたので混んでいるかと思いましたが すんなりと入ることができ、ぜんざいを注文。出てきたのは お椀にぎりぎりまで注がれたあずき。美味しそう!それまでもカフェに寄ったり買い食いしたりとして...
  • レトロな店内で頂く、昔懐かしい味と甘さ
    3.0 投稿日 : 2020.01.31
    テレビ番組で報道されていたので来店しました。店内は昭和の香で純和風。お汁粉は地方によって呼び名と内容が異なるので注文前に入念に確認したら親切にお汁粉の写真を見せてくれて「粒のある汁粉」つまり「ぜんざい」に焼いたお餅が入ったものを注文しました。昭和初期の味なので歯が染みるほどではないですが甘いです。店内がレトロなので外国人観光客の方に是非日本の昭和の和風の建物内部を見てもらいたいと感じました。支払は...

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アクセス

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最寄り

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