伊万里陶苑ショールーム
昭和43年(1968)設立の、伊万里陶苑のショールーム。1階に痴陶人と岡本榮司、二人の優秀なデザイナーを中心とした陶工集団の作品展示スペースを、二階に片岡鶴太郎工藝館を併設している。日本画家から陶工へと転身した痴陶人は陶芸の棟方志功と評される人物。大英博物館のコニカギャラリーにおいて初めて日本人陶芸家の個展を開催した経歴をもつ。痴陶人のデザインを継承した伊万里陶苑の器は使いやすく飽きがこないと評判だ。一般食器を中心に業務用の割烹食器なども販売している。