伊万里鍋島焼窯元 青山窯
明治16年(1883)創業の、鍋島藩窯坂の途中にそびえる「青山窯」の煙突が目印の窯元。30ほどの窯元が軒を連ねる伊万里大川内山で、藩の権威をかけて焼かれたという歴史を持つ鍋島焼を作り続けている。鍋島焼の特徴は赤、黄、緑のみの三彩で上絵付けされていること。藩が制作工程を厳重に管理し、一般には流通しなかったため数も少なく骨董的価値が非常に高いといわれている。ショールームでは、美術品から日常食器に至るまで多くの作品を展示。季節に沿ったテーブルコーディネートの提案も行っている。