船引運河
外輪山に囲まれた内海と日本海の外海を結ぶ運河。大正3年(1914)から翌年にかけて延長340m、幅5.5mの運河が作られた。「船越」というこの辺りの地名はそれまで内海から外海へ出るために船を陸に引っ張り上げていたことに由来するもの。内海の美田湾と外海を最短距離で結ぶ画期的な事業によって、漁業をはじめとする島の産業と島民生活に大きな変化をもたらした。昭和39年(1964)の大改修でさらに拡幅され、釣り船や観光船が行き来するシーンは西ノ島の特徴的な風景となっている。
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情報提供: ナビタイムジャパン