掬粋巧芸館
江戸期以来の景観を保つ建造物
川西町の川西小国線と国道287号線が交わる交差点近くにある美術館。昭和7年(1932)に井上酒造(現・樽平酒造)の10代目井上庄七により設立。所蔵品は主に日本・中国・朝鮮を中心とした重要文化財の陶磁器約600点以上。各時代ごとに系統化されて展示されているため陶磁器の歴史を知るにも良い。建物も土蔵造りの本館や石造りの日本館が国の登録有形文化財に指定。庭園には季節の草木が植えられており、散策スポットとしても魅力的である。