紅葉屋本店
江戸時代から愛され続ける熊谷銘菓「五家宝」の老舗
川越の芋菓子、草加の煎餅とともに、「埼玉三大銘菓」のひとつに挙げられる「五家宝(ごかぼう)」。古くから北関東の各地で作られており、その起源は諸説あるが、文政年間(1818~1829年)に熊谷で「五嘉棒」の名で売り出されていたという。中山道の宿場町として栄えていた熊谷では、良質な米や大豆、水飴の原料となる大麦が豊富に作られており、五家宝の生産に適していたとされる。五穀のうち米・豆・麦を使うことから、のちに「五穀は家の宝である」という祈りを込めて「五家宝」と名付けられた。現在、五家宝を製造販売する店のなかで、最も古いのが1765年(明和2)創業の「紅葉屋本店(もみじやほんてん)」だ。江戸時代から伝わる製法を頑なに守り、原材料から一貫して自社製造にこだわっている。作り方は、もち米を粉にひいたものを水で練って蒸し、砂糖を加え薄く延ばす。これを細かく砕いて煎り、あられ状にしたものをタネにする。タネに砂糖と水飴から作った蜜をあわせてこね、きな粉生地で包んで、円筒状に長く延ばしてから切る。素朴なお菓子だが、手間暇がかかり、素材のよしあしと職人の技が味の決め手となる。添加物をいっさい使わず、栄養豊富な五家宝は、近年は自然食品としても注目を集めている。
スポット詳細
- 住所
- 埼玉県熊谷市佐谷田3247 地図
- エリア
- 北部エリア
- 電話番号
- 0485210376
- 時間
- 8:00-17:00
- 休業日
- 土、日、祝
- 駐車場
- あり(20台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン