ごめん・なはり線

観光鉄道(トロッコ等)

ゴトゴト……雄大な太平洋をひとり占めできる高架のローカル鉄道

日本最後のローカル新線として2002年(平成14)7月1日に開通。高知県東部の南国市と奈半利町42.7kmを土佐湾沿いに全21駅で結び、すべての駅で高知県出身の漫画家・やなせたかし氏考案のオリジナルキャラクターが迎えてくれる。

車窓から雄大な太平洋の景色をひとり占め! 高知県の鉄道はディーゼル車両が走る} 車窓から雄大な太平洋の景色をひとり占め! 高知県の鉄道はディーゼル車両が走る

太平洋の絶景と各駅オリジナルキャラクターを楽しめる

「ごめん・なはり線」の始発は高知市の東隣・南国市にある「後免駅」だが、JRに接続があるため、高知駅からも乗ることができる。飛行機で高知を訪れた場合は「野市駅」が最寄駅。空港からタクシーで10分足らずで到着できる。始発の後免駅から終点の奈半利駅までは片道1080円。1日で往復する予定なら、「観光1日フリーきっぷ」1670円が、通常料金よりも490円安くなるのでおすすめだ。途中下車もできて、北川村「モネの庭」をはじめ沿線施設の割引など特典も付いている。高架を走る車窓からの眺めもぜひ楽しんでほしい。特に香南市「夜須駅」から安芸市「赤野駅」間の海沿いは、雄大な太平洋の絶景を楽しめる。潮風を直に感じることのできるオープンデッキ車両が人気だ。

出入り自由のオープンデッキ。気候のよいときは満員になる} 出入り自由のオープンデッキ。気候のよいときは満員になる

オープンデッキに阪神タイガース……個性豊かな車両がいっぱい

海側にバルコニーの付いたオープンデッキ車両のほかにも、沿線にちなんだテーマでデコレーションされた車両が数多く走っている。黄色に黒の縦じまの阪神タイガース応援列車は、沿線の安芸市が阪神タイガースのキャンプ地であることから誕生。車内には選手のポスターが飾られていて虎ファンに人気だ。「てのひらを太陽に号」は、各駅のキャラクターをデザインしたやなせたかし氏が作詞した歌にちなみ、車内にも太陽や各駅のキャラクターが楽しい雰囲気で描かれている。高知県の鉄道は非電化なので、地元では路面電車と区別して「汽車」と呼ばれる。頭を電線につなぐ必要がなく、すっきりとした見た目は外見もフォトジェニックだ。4月~6月と10月~12月までの毎週金曜には観光列車「志国土佐・時代の夜明けのものがたり」も運行。幕末の志士たちが夢見た未来をイメージした文明開化のロマンティシズム満載の豪華なインテリアと、各駅での心のこもった「おもてなし」を堪能できる。

阪神タイガースのキャンプ地にちなんだ阪神タイガース応援列車} 阪神タイガースのキャンプ地にちなんだ阪神タイガース応援列車

くじら模様のオープンデッキ車両} くじら模様のオープンデッキ車両

おすすめの立ち寄りスポット

「あかおか駅」から観光スポットの「絵金蔵」までは徒歩約10分。昔懐かしい町並みには、芝居小屋の「弁天座」、ユニークな和雑貨店「おっこう屋」などもあって、散策も楽しめる。海沿いにある「夜須駅」は、海水浴場の「ヤ・シィパーク」が目の前で、「道の駅やす」に隣接。夏は海水浴、また近くの旧手結海水浴場周辺では、ヨットやシーカヤックなど多彩なマリンスポーツを楽しめる。近くの手結港にある跳ね橋(手結港可動橋)は、ダイハツのテレビCMのロケ地になったことで人気の撮影スポットに。駅から徒歩8分のところにある「澤餅茶屋」のお餅は高知名物。「伊尾木駅」から徒歩10分のところにあるのは国の天然記念物「伊尾木洞」。ひんやりした洞内に40種類のシダが共生しており、幻想的な世界に引き込まれる。

通勤・通学で地元の人々の「足」として活躍} 通勤・通学で地元の人々の「足」として活躍

スポット詳細

住所
高知県安芸市東浜294 map map 地図
電話番号
0887348800
時間
運行時間内
休業日
無休
料金
[後免駅-奈半利駅間]1,080円
[後免駅-安芸駅間]920円
[一日乗り放題券]1,670円
駐車場
あり
※各駅に駐車場あり(後免駅・のいち駅を除く)

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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