嚴島神社大鳥居
大改修で装いも新たになった「日本三景」宮島のシンボル
嚴島神社・御本社の正面に立つ大鳥居。2019年(令和元)から大修理が行われ、2022年(令和4)末に工事が完了(写真は2022年11月現在)
日本三景・宮島のシンボルといえば、嚴島(いつくしま)神社沖合の海上にそびえ立つ朱塗りの大鳥居。高さ16.6m、棟の長さ24.2m、主柱の周り9.9m、総重量が約60t。木造の鳥居としては日本最大級とされる。奈良・春日大社の大鳥居、福井県敦賀・気比(けひ)神宮の大鳥居とともに「日本三大鳥居」と称され、3つの鳥居はともに国の重要文化財となっている。現在の大鳥居は1875年(明治8)に再建されたもので、清盛の造営から数えて9代目にあたるという。2本の主柱の前後に袖柱(そでばしら)を立て、貫(ぬき)でつないだ「両部(りょうぶ)鳥居」で、柱は地中に埋められておらず、置かれているだけで、柱の下に杭を打ち込んだ「千本杭」が大鳥居を支えており、先人たちの知恵には驚かされる。海水に浸かる柱の根元は腐食しやすい部分で、傷んだ部分を取り替える「根継ぎ」が昭和の大改修の際に行われている。2019年(令和元)6月からの大修理は2022年(令和4)末に終了し、美しくよみがえった大鳥居の姿を見られる。干潮時には大鳥居が立つ場所まで行くこともできるので、間近で大きさを体感したい。
ライトアップされた大鳥居も幻想的(写真は2022年11月現在)
干潮時には潮が引き、大鳥居が立つ場所まで行ける。大鳥居の大きさを実感でき、構造も間近で観察できる(写真は2022年11月現在)
2本の主柱と4本の袖柱が、柱の地中に打ち込んだ千本杭で支えられている。近くで見ると、この大鳥居のすごさをいっそう実感できる(写真は2022年11月現在)
スポット詳細
- 住所
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広島県廿日市市宮島町1-1
地図
- エリア
- 宮島エリア
- 電話番号
- 0829442020
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 残念
- 事前に知ってはいたけど、残念でした。潮が満ちている時間に着いたのですが、改修中で全面が覆われていました。完成したらまた来ます。
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- 年末には再び姿を現す予定
- 厳島神社のシンボルである大鳥居は、約70年ぶりとなる大規模修復工事のためシートに覆われています。なお、工事用足場や保護シートが今年12月にも撤去される予定とのことです。約3年ぶりに姿を現すことになるので楽しみです。
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- 改修工事中だった。
- 2022年1月に宮島に行くと、この大鳥居は改修工事中だった。足場が組まれ、よく見えない状態。行く前から知っていたとはいえ、やはり残念に思った。工事後に、また見る機会があるといいのだが。
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