大門
寺院
高野山への入り口とされる重層の大楼門
高野山の玄関口とされる総門。五間三戸(ごけんさんこ)として、柱によって5つに仕切られた造りで、高さは約25mにも及ぶ。入母屋造り銅瓦葺きの屋根は風格が漂い、1965年(昭和40)には重要文化財に指定された。高野山開創時は現在より少し下にある九折谷(つづらおり)谷に鳥居を立て、そこを総門と称していたが、1688年(元禄元)に炎上し、1705年(宝永2)、現在の場所に再建された。両脇の金剛力士像は江戸時代の仏師・康意(こうい)と運長による作品で、国内有数の大きさでかなりの見ごたえ。いざ門をくぐると「日々の影向を闕(か)かさず」「処々の遺跡を検知せん」と書かれた2枚の柱聯(ちゅうれん)が目に入る。これは「お大師さんは、毎日奥之院御廟から姿を現され、さまざまなところを巡っては、私たちをお救いくださっている」という意味で、弘法大師入定信仰の精神を伝える言葉だ。また、周辺は標高900mからの景観が楽しめ「和歌山県朝日夕陽百選」にも選定されている。
スポット詳細
- 住所
-
和歌山県伊都郡高野町高野山
地図
- エリア
- 高野山・龍神温泉・九度山エリア
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン