流刑小屋

歴史的建造物

「お縮り小屋(おしまりごや)」の異名、全国唯一の有形民俗文化財

流刑小屋の遺構は全国的にも珍しく、唯一現存する民俗文化財だ 流刑小屋の遺構は全国的にも珍しく、唯一現存する民俗文化財だ

幅約3m、六畳板敷(約10平方メートル)で三方板囲いの小さな建物が、全国でただひとつ残る流刑小屋だ。庄川に近い斜面の一角にあり、車なら気づかず通りすぎるほど、さりげない遺構である。小屋が残る田向(たむかい)集落には、1690年(元禄3)に加賀藩士の安見与八郎が流されたのをはじめ、藩政期中に24人ほどが送られたという記録が残る。流刑人は住民との交友を許され、学問や社会知識を村人に伝えて慕われた者もいたらしい。しかし重罪人は、この狭い「お縮り小屋」に閉じ込められ住民と話すことも許されなかった。小屋は集落内に3棟あったもののひとつで、1769年(明和5)の大火で消失したのち、新築されたとされる。1963年(昭和38)の豪雪で倒壊したが、1965年(昭和40)に復元後、富山県の有形民俗文化財に指定された。柱には食べ物を出し入れした小穴が今も残る。穴から中をのぞくと罪人の怨嗟(えんさ)の声が暗闇から響くようで、思わず身震いしそうだ。

柱の穴から内部をうかがえる。日中でも真っ暗だが、うっすらと罪人を模した人形が見える 柱の穴から内部をうかがえる。日中でも真っ暗だが、うっすらと罪人を模した人形が見える

国道156号沿いの重要文化財「村上家」を目印に庄川の対岸に渡る。見過ごさないよう注意が必要だ 国道156号沿いの重要文化財「村上家」を目印に庄川の対岸に渡る。見過ごさないよう注意が必要だ

スポット詳細

住所
富山県南砺市田向
クレジットカード
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

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