ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)

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セリフのない演劇!? レトロビルで繰り広げられる新感覚の舞台

圧倒的なパフォーマンスで人気を誇る「ギア-GEAR-」。京都で10年以上公演が続く、人気のステージだ。映像や光の演出×至近距離で体感するパフォーマンスはもちろん、ノンバーバル(言葉に頼らない)でストーリーが進んでいくのが魅力。

©︎KISHI Takako\仕掛けがいっぱいのステージ。至近距離で繰り広げられるパフォーマンスは圧巻} ©︎KISHI Takako\仕掛けがいっぱいのステージ。至近距離で繰り広げられるパフォーマンスは圧巻

セリフがない、新感覚の演劇

「ギア-GEAR-」は、日本発であり日本初でもあるノンバーバルシアターだ。ストーリーに沿って舞台は展開されるが、公演中、キャストはセリフを使わない。ステージに映し出される光や映像、そして音と連動した、キャストの動きや表情などによって話が進んでいくのだ。キャストはそれぞれ、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングといったパフォーマンスを随所で繰り出すが、それが全体のストーリーを進めていく原動力になるからおもしろい。セリフを使わないので、小さな子どもや海外の人でも言葉の壁を越えて楽しめることが人気の理由だ。キャストはときに観客席に飛び込んで、観客と一体となりパフォーマンスを繰り広げる。どのキャストもその道のプロフェッショナルばかり。はっと息をのむようなプロの技を間近でみることができるのも魅力だ。

「ギア-GEAR-」の舞台。メインステージは公演タイトルのギア(歯車)の形をしている} 「ギア-GEAR-」の舞台。メインステージは公演タイトルのギア(歯車)の形をしている

©︎KISHI Takako\キャストによるジャグリングなどのパフォーマンスは見どころのひとつ} ©︎KISHI Takako\キャストによるジャグリングなどのパフォーマンスは見どころのひとつ

歴史あるレトロビルに劇場がある

「ギア-GEAR-」の劇場があるのは、「1928ビル」の3階。実はこのビル、元は大阪毎日新聞社京都支局ビルだった建物。ビルの名前にもなっているとおり、1928年(昭和3)に建築家の武田五一(たけだごいち)の設計により建てられた。なかでもアーチ型形状のホールは、当時より演劇公演や講演会などが行われ、長い間、京都の人たちに親しまれてきたという。現在では、「ギア-GEAR-」専用の劇場となり、個性いっぱいのパフォーマンスを楽しめる空間となっている。1928ビルには、「ギア-GEAR-」の劇場以外にも、カフェやショップ、ギャラリーが入っているので、公演の前後に立ち寄るのがおすすめだ。また、階段や窓など、ビルのいたるところに当時の面影が残っているので、ノスタルジックな気分をたっぷりと味わえる。

星形の窓がかわいらしい1928ビル} 星形の窓がかわいらしい1928ビル

入り口にあるユニークな車がチケット売り場だ} 入り口にあるユニークな車がチケット売り場だ

こちらが劇場の入り口。ロビーにはその日のキャストを紹介するパネルも設置されている} こちらが劇場の入り口。ロビーにはその日のキャストを紹介するパネルも設置されている

笑いから感動へ。ストーリーに引き込まれる無言劇

「ギア-GEAR-」のストーリーは、古いおもちゃ工場を舞台に繰り広げられる。工場で働き続ける人間型ロボット「ロボロイド」の前に、かつて工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れることから始まる。ロボロイドはドールと触れ合っていくなかで、ドールのもつ不思議な力によって、思わぬ力を発揮するようになり、一方のドールもロボロイドとの触れ合いにより、少しずつ人間に近づいていく。そんなときに事件が起こって……という展開だ。

©︎KISHI Takako\登場人物はドールとロボロイドたち。ロボロイドは色によって性格が異なり、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングのパフォーマーが演じている} ©︎KISHI Takako\登場人物はドールとロボロイドたち。ロボロイドは色によって性格が異なり、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングのパフォーマーが演じている

ドールと、4体のロボロイドを演じるキャストはそれぞれ複数人おり、日替わりで各配役1人ずつが出演。日によってキャストの組み合わせが変わるため、同じストーリーでも雰囲気がガラリと変わる。キャストの組み合わせは、なんと4500通りにも及ぶのだとか。ストーリーを知っていても新たな楽しみがあるので、定期的に通うファンも多いのだそう。リピーター割や誕生月プラン、キッズデーなど、割引や特典がたくさんあるので、ぜひ上手に活用して「ギア-GEAR-」の世界を楽しんでほしい。

「ギア-GEAR-」グッズも充実。公演の前後にぜひチェックしよう。オリジナルのマスキングテープは各500円} 「ギア-GEAR-」グッズも充実。公演の前後にぜひチェックしよう。オリジナルのマスキングテープは各500円

お知らせ

クレジットカード
VISA Mastercard JCB アメリカン・エキスプレス(AMEX) 銀聯国際 ダイナースクラブ ディスカバーカード
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スポット詳細

更新日:2024.04.17

住所
京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル3F map map 地図
電話番号
0120937882
時間
土日祝(12:00公演/17:00公演)他
※詳細は公式HP(https://www.gear.ac/)にて要確認
休業日
HP参照
料金
[大人]3,600-7,200円
[小中高生]2,400-5,200円
[未就学(4-6歳)]1,200円
※キッズデーのみ3歳も入場可(要予約・1,200円)
駐車場
なし
※近隣の駐車場をご利用ください
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、QUICPay、iD、PayPay、ALIPAY)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】5,001-10,000円
【夜】5,001-10,000円
備考: 店舗により異なる
滞在目安時間
60-120分(公演時間約90分)
備考
[チケット窓口受付時間]10:00-19:00

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • Terrific experience
    5.0 投稿日 : 2023.03.18
    京都を訪れるなら、ぜひこの公演に参加してください!それは創造的で、対話的で、親密で、刺激的でした。 このショーにはたくさんのものが詰め込まれている。 出演者もセットも素晴らしかったです! ノンバーバル·パフォーマンスと表現されていましたが、実際には、演奏者が非常によく協力しているので、表現されるあらゆるニュアンスを理解できます...
  • 京都に来たらぜひ!
    5.0 投稿日 : 2023.02.09
    言葉を使わない演劇?パフォーマンス?マジックやジャグリングもあって、距離が近いのでとにかく迫力の舞台!舞台セットのスチームパンク感も最高。
  • 観ないと損!
    5.0 投稿日 : 2022.11.03
    会場が狭いので最高です!県外から3回いきましたが、前列の席をお勧めします。違ったキャストのパフォーマンスを観るのもいいので、何度か鑑賞してください。お値段も手ごろで、何年も上演されているのが納得です。

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