CHIN JUKAN POTTERY(チン ジュカン ポタリー) 喫茶室
オリジナル陶器で味わう鹿児島らしさあふれるスイーツ
陶器シリーズの名を冠したスタイリッシュな店
2020年(令和2)に復元された御楼門(ごろうもん)が、堂々とした姿で人々を迎える鶴丸城跡。「CHIN JUKAN POTTERY(ちんじゅかんぽたりー) 喫茶室」は、その御楼門をくぐった先に立つ総合博物館「鹿児島県歴史・美術センター 黎明館」内にある。「CHIN JUKAN POTTERY」とは、薩摩焼の窯元と東京のデザイン会社「ランドスケーププロダクツ」が、2008年(平成20)に共同でスタートした陶器のシリーズで、「喫茶室」では陶器をはじめとする雑貨の展示・販売を行うショップに、スイーツやドリンクのおいしいカフェを併設している。「黎明館」で鹿児島の歴史や美術に触れたあとのひと休みに最適な場所だ。店内に足を踏み入れると、センスのよいインテリアや商品に囲まれた静かな空間が広がっている。
鹿児島の風土に根付いた新発想の陶器
店頭に並ぶ「CHIN JUKAN POTTERY」の陶器は、モダンななかにもどこかレトロな趣のあるシンプルな洋風のデザイン。長く使っても飽きがこず、使うほどに愛着が湧きそうだ。この陶器を制作する「沈壽官窯(ちんじゅかんがま)」は、鹿児島県日置(ひおき)市で代々続く名窯。1598年(慶長3)、豊臣秀吉の朝鮮出征の際に日本に連行された朝鮮人陶工・沈当吉(ちんとうきち)を初代とし、12代目の壽官はその優れた技術によって、薩摩焼を広く海外に知らしめた。以来、その子孫は「沈壽官」を襲名するようになり、現在15代目となる。商品や店のロゴは朝鮮の伝統的な帽子で、窯元が朝鮮にルーツがあることから考案されたものだ。
一方、共同制作を行う「ランドスケーププロダクツ」は、鹿児島県出身の中原慎一郎氏を中心に、1997年(平成9)に結成されたデザイン集団。雑貨や家具作りと、建物の設計や内装を手がけるだけでなく、飲食店の経営も行う。CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室もそのひとつで、韓国の陶芸家キム・ヘジョン氏がデザインしたオリジナル陶器のほかにも、籠バッグやハサミ、布製品など、生活を彩るさまざまな工芸品を取りそろえている。
CHIN JUKAN POTTERYの器で味わう極上の鹿児島スイーツ
陶器や雑貨をひととおり眺めたら、奥のカフェスペースへ。窓際の席はすぐ近くに御楼門が立ち、天気がよければ桜島も見える特等席だ。鹿児島産の食材をメインに使った素材のよさを感じられるスイーツと、おいしい飲み物、そしてそれらがCHIN JUKAN POTTERYの器でサーブされるのがこのカフェの大きな魅力。白いゴブレットに入った「コーヒーフロート」は、コーヒーゼリー入りのコーヒーにバニラアイスを浮かべたもの。器との色の組み合わせも考えられており、「カフェオレ」の場合は黒のゴブレットとなる。スイーツは、しっとりしたイモの自然な甘みを感じられる「サツマイモチーズケーキ」がおすすめだ。メニューは定期的に入れ替わるので、訪れるたびに新たな発見があるかもしれない。
スポット詳細
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市城山町7-2 鹿児島県歴史・美術センター黎明館内 地図
- エリア
- 鹿児島エリア
- 電話番号
- 0992953588
- 時間
-
[平日]11:00-18:00(L.O.17:00)
[日祝]10:00-18:00(L.O.17:00)
※喫茶は17:30まで - 休業日
- 施設の定休日に準ずる
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
-
- くつろげます
- 黎明館の中にあるカフェ駐車場は無料だし席間もひろくてゆっくりできます!お店の方の対応も丁寧でとても居心地の良い場!鹿児島に行く際はぜひ!
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