フルーツライン

果樹園

旬の果物狩りができる農園の集まる、名物ロード

福島市郊外は果物狩りの聖地で、特に2本の道路沿いに観光果樹園が多い。古くからの養蚕農家が戦後に果樹園に転業したのが始まり。夏暑く、冬寒い盆地特有の気候のおかげで、果物の種類も品種も豊富で長期間楽しめる。

桃狩り、ブドウ狩りなどのできる観光果樹園は、道路沿いに立つのぼりが目印} 桃狩り、ブドウ狩りなどのできる観光果樹園は、道路沿いに立つのぼりが目印

ベストな季節にベストな場所で味わうフルーツ

フルーツのおいしさで知られる福島市では、6月から12月までの約半年にわたって季節のフルーツを味わえる。気軽に果物狩り体験できるのが、吾妻連峰を西に望む福島市の南西から飯坂温泉郷辺りまでの県道5号「フルーツライン」と、5号と交差する国道13号の東北自動車道辺りまでの「ピーチライン」、この2つの道路周辺だ。6月から7月中旬にかけてはサクランボ、7月上旬から10月上旬までは桃、8月中旬から10月は梨、9月から10月上旬はブドウ。また、10月から12月いっぱいまではリンゴといった具合に、さまざまなフルーツを楽しめる。

みずみずしいフルーツはその場で食べるも良し、お土産にするも良し} みずみずしいフルーツはその場で食べるも良し、お土産にするも良し

フルーツ狩りはアドバイスを聞いてから

フルーツラインとピーチラインには観光果樹園がたくさんあるため、どこにしようか迷うかもしれない。走りながら気の向くままに立ち寄ってもいいし、インターネットで各果樹園の情報を調べて目星を付けておくのもいい。フルーツ狩りに必要なハサミなどの道具は現地で貸してくれるので、急に思い付いてトライすることもできる。フルーツ狩りを始める前に、色や形、大きさなどおいしいフルーツの選び方、そして上手なもぎ取り方を果樹園のスタッフに教えてもらおう。多くの果樹園は30分間食べ放題で、持ち帰るぶんは別料金となっている。

果物狩りのスタートは6月のサクランボから。日本を代表する「佐藤錦」は果肉が厚くて大粒、甘みが強いのが特徴} 果物狩りのスタートは6月のサクランボから。日本を代表する「佐藤錦」は果肉が厚くて大粒、甘みが強いのが特徴

東京オリンピックで米国ソフトボールチームの監督が絶賛した、福島の桃。代表的な品種は「あかつき」} 東京オリンピックで米国ソフトボールチームの監督が絶賛した、福島の桃。代表的な品種は「あかつき」

高級ブドウの「巨峰」。強い甘みで人気。9月末が旬} 高級ブドウの「巨峰」。強い甘みで人気。9月末が旬

スイーツが評判の果樹園も

近年増えているのが果樹園限定のスイーツ。各果樹園で収穫したばかりのフルーツをふんだんに用いたパフェや、果汁たっぷりのソフトクリームはそこでしか味わえないもの。新鮮なフルーツだけがもつ濃厚な香りが口いっぱいに広がると幸せな気持ちになる。ところで、周辺は桃の名産地だけに、春になると桃源郷が現れる。有名なのは福島市の隣、桑折町にある「こおり桃源郷」。4月中旬頃に約2万本が見頃を迎える。また、飯坂温泉の「花ももの里」には世界中の観賞用の花もも、40種類、約300本が集められ、4月上旬から下旬にかけて咲き誇る。驚くのは花の色。ピンクといっても濃淡にかなりの差があり、なかには白い花もあって必見だ。

暑い季節、直売所に並ぶのは桃。全国発送してくれる果樹園も多い} 暑い季節、直売所に並ぶのは桃。全国発送してくれる果樹園も多い

スポット詳細

住所
福島県福島市 map map 地図
電話番号
0245297663
時間
各果樹園により異なる
休業日
各果樹園により異なる
料金
詳細は福島県くだもの消費拡大委員会HPへ
https://www.f-kudamono.com/
駐車場
あり
※各果樹園により異なる
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
可(果樹園による)
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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