明智平

壮大なスケールで奥日光をまるごと堪能！！

日光市街と奥日光を結ぶ観光道路「いろは坂」の上り途中にある明智平駐車場から、ロープウェイに乗車してたったの3分。その展望台では、息をのむほどの壮大な風景が待っている。まずはアクセスの注意点を確認して、じっくり旅の計画を立てよう。

初夏の新緑と秋の紅葉がベストシーズン

明智平へアクセスできるのは、いろは坂の上り専用道路である「第二いろは坂」のみ。明智平展望台を旅の目的地とする場合に、前後にどこへ立ち寄るかの計画を立てる際は、そのアクセスを意識しよう。いろは坂は、日光市街と奥日光を結ぶ一方通行の道路。奥日光から明智平へ向かう場合、下り専用の「第一いろは坂」を下りてから、第二いろは坂を再度上らなければならなくなる。それならば、奥日光へ向かう途中に立ち寄ったほうがいい。たとえば「日光の社寺」参拝-いろは坂を上り明智平展望台-中禅寺湖散策、といった具合に計画を立てるのがベターだ。日光の社寺をまるごと参拝すると一日がかりになるので、その場合は日光市街で1泊後、朝9時前にはいろは坂へ、というように時間に余裕を持った計画を心がけたい。特に秋の紅葉シーズンは渋滞必至のため、なるべく早く駐車場にアクセスしておくのが無難。一方通行のいろは坂、一度通過してしまうと戻れないのでご注意を。

ロープウェイ乗り場付近からの眺望も抜群

駐車場から望む男体山。「薙」と呼ばれる、深くえぐられた沢がはっきり見える

ロープウェイで山頂駅まで移動し、展望台までは階段を登ってすぐ。たどり着いた瞬間に降車した人々がいっせいに、感嘆の声をあげる。正面に華厳ノ滝、その奥に中禅寺湖、右手には霊峰・男体山。奥日光を代表する景観がこれだけそろっているのだ。ハイシーズンはロープウェイ乗り場で順番待ちも発生するが、待ってでも乗る価値が間違いなくある。

明智平展望台より