赤見屋本店
伝統の「青竹手打ち」を守る佐野ラーメンの老舗
ズバリ、佐野ラーメンとは
江戸時代には日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)の宿場町として栄え、佐野厄除け大師やアウトレットモールが人気の佐野市。「名水百選」にも選ばれている日光連山の良質な湧水に恵まれている。グルメはなんといっても、大正時代に始まり現在でも市内で200店以上が営業する佐野ラーメンだ。洋食店で働いていた中国人コックが、大きな青竹に片脚を乗せ、体重をかけながらリズミカルに麺を伸ばしていく「青竹手打ち麺」を伝え、客のクチコミで全国に広がったとされている。青竹で打った麺は、小麦粉を手でこねて含ませたたくさんの気泡が逃げないことから、熱伝導率がよくなり、短時間で茹で上げられる。さらにコシが強く、なめらかな舌ざわりになる特徴がある。麺のタイプは店によって異なるが、醤油ベースのスープにからみやすい縮れ麺が多く、赤見屋本店も細麺の縮れ麺だ。市内200店以上とはいえ、青竹の代わりに製麺機を使用する店も増えてきたため、必ずしも「佐野ラーメン=青竹手打ち」ではない。とはいえ手打ちが機械に勝るとも限らず、それはやはり好みの問題。赤見屋本店は、創業から続く青竹手打ち製法を守り、地元第一の精神で出前も続けている。「頑固おやじ」の2代目と3代目が提供する、こだわりの味と食感をご賞味あれ。
まずは懐かしい味わいのチャーシューメンを
青竹手打ちによる佐野ラーメンは、とにかく茹で上がりが早い。オーダーしてお手洗いに行っている間にできてしまうので、そのつもりで待とう。赤見屋本店のいちばん人気は、じっくり煮込んだ肩ロースのチャーシューを載せた「チャーシューメン」。青竹打ちで薄く伸ばして細く切った麺に、鶏ガラと豚ガラ、香味野菜をベースに濃口醤油で味を整えたスープがよくからみ喉ごし抜群。昔の中華そばのイメージに近い、やさしい味わいだ。70年近く地元の人々から愛されている味、食感に大満足。
驚きの「マヨネーズ冷やし中華」
4月上旬〜10月上旬の期間限定メニュー。これを目当てに遠方から訪れる人もいるという「マヨネーズ冷やし中華」もオススメだ。この驚きのメニューは2代目の娘の発案によるもの。こうしたらおいしいのではないか、という案をどんどん取り入れながら営んできたのだとか。代々伝わるスープと青竹打ちの麺にマヨネーズ。びっくりするほど好相性で、夏にぜひ味わいたい人気の一品となっている。ほかにも、すりおろしたショウガをスープにした「生姜ラーメン」など気になるメニューがある。老舗には意外とも思える斬新さも、この店の魅力のよう。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県佐野市久保町214 地図
- エリア
- 足利・佐野・栃木エリア
- 電話番号
- 0283225602
- 時間
- 11:30-売り切れ次第閉店
- 休業日
- 木(祝の場合は営業、振替あり)
- 駐車場
- あり(10台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
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【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- やさしい味
- JR佐野駅から徒歩10分ほど。瓶ビール、餃子、チャーシュー麺をオーダー。先にビールと餃子が運ばれました。麺は食べる時にお声掛けくださいとやさしい気遣いを頂きました。少しやわらかめの羽根付き餃子はニンニクが効いていてビールにぴったり。麺をお願いすると5分程で配膳。あっさり醤油味のスープ。麺は太さがまちまちのピロピロした青竹打ちの麺。チャーシューも適度に固さがあり少し濃いめの味。このチャーシュー...
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- 佐野ラーメンの冷やし中華
- 盆休みに実家に帰った際に、子供の頃から食べていた、赤見屋の冷やし中華と餃子を出前で届けてもらい食べました。佐野ラーメンといえば温かい醤油ラーメンのイメージが強いですが冷やし中華も美味しいですよ。
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- 子供の頃から50年以上食べ続けているあっさりラーメン
- 実家の近所にあるお店で出前もしてくれるので子供の頃より50年以上食べ続けているあっさり味の醤油ラーメンです。細切りの手打ちちじれ麺 美味しいです。羽根つき餃子もお勧めです
TripAdvisorクチコミ評価
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