柿の葉すし本舗たなか 桜 吉野店

お土産

伝統を守りつつも挑戦し続ける、明治時代創業の柿の葉すし店

奈良県五條市で200年以上にわたり親しまれている郷土料理「柿の葉すし」。そんな柿の葉すしの伝統の味を今に伝えながら、新たな可能性を追求し続けているのが「柿の葉すし本舗たなか」だ。

味わいが異なる3種詰め合わせ。王道の「さば」以外にも、「さけ」や「たい」も人気が高い} 味わいが異なる3種詰め合わせ。王道の「さば」以外にも、「さけ」や「たい」も人気が高い

伝統を守りながら、魅力と可能性を追求し続ける

奈良県内には、柿の葉すしを購入できる店舗が数多くあり、それぞれの店舗がそれぞれの想いを込めて柿の葉すしを作っている。老舗である「柿の葉すし本舗たなか」もそのひとつ。柿の葉すし本舗たなかの歴史は、明治時代後期に営んだ食堂から始まった。当時は夏の間のみ柿の葉すしを提供していたが、あまりのおいしさに人気が県外にも広がり、大阪や神戸からも多くの人が足を運ぶようになった。創業から現在にいたるまで「伝統と革新」をコンセプトに、五條の郷土料理である柿の葉すしを大切に守ると同時に、未来に向けて柿の葉すしに新たな価値を生み出そうと時代にあった挑戦を繰り返している。地域とともに成長し続けたいという熱い想いが「柿の葉すし本舗たなか」の強みなのだ。

「伝統×革新」が柿の葉すし本舗たなかの強み。ファンが全国に多数存在する} 「伝統×革新」が柿の葉すし本舗たなかの強み。ファンが全国に多数存在する

世界遺産「吉野・大峰」の玄関口でも手に入る

柿の葉すし本舗たなかは、奈良県内に16店舗、県外にも関西を中心に16店舗近く展開している。なかでも、世界遺産に登録された吉野・大峰(おおみね)の玄関口に位置する店舗「桜 吉野店」は、世界遺産の玄関口ということもあり、春にはお花見、夏にはキャンプ、秋には紅葉狩りをする人たちで賑わう。木のぬくもりを感じる店内に入ると、名物の柿の葉すし以外にも期間限定の巻物や多彩なお寿司、地元の名産品などさまざまな商品が並んでいる。駐車場は広々としていてトイレも完備されているため、吉野・大峰・大台ケ原(おおだいがはら)への観光の休憩やお土産の購入にも最適。散策前に柿の葉すしを購入し、大自然のなかで食べるのもおすすめだ。

「桜 吉野店」の外観。購入したものを店内で食せるイートインスペースも設置} 「桜 吉野店」の外観。購入したものを店内で食せるイートインスペースも設置

広々とした店内。柿の葉すし以外にも「柿ようかん」や「くず餅」などの和菓子も置いている} 広々とした店内。柿の葉すし以外にも「柿ようかん」や「くず餅」などの和菓子も置いている

地元のお酒や調味料なども販売。バリエーション豊富にそろえている} 地元のお酒や調味料なども販売。バリエーション豊富にそろえている

味や素材にいっさいの妥協なし

柿の葉すし本舗たなかは「厳選素材がすべての基本」という信条を掲げ、味や食材にとてもこだわっている。柿の葉すしで使用する素材は酢飯とさば、柿の葉ととてもシンプル。だからこそ、少しでも手を抜いてはいけない。発酵と熟成を促すために重石を乗せるのだが、使用する米は重石を乗せても粒がしっかり残るものを選んでいる。現在、滋賀県東近江市で契約栽培されている特別栽培米「日本晴(にほんばれ)」を使用。また、さばはほどよく脂ののった胴周りの太い真さばを選ぶことで、酢飯との絶妙なバランスを保たせる。柿の葉には、タンニンによる抗菌効果がある渋柿の葉を使用。さらに、夏以外にも柿の葉すしを楽しめるようにと「塩漬け技術」の研究にも取り組んだそうだ。これらの厳選した食材と工程を経ることで、「柿の葉すし本舗たなか」ならではのおいしさとなるのだ。

柿の葉すし(さば・さけ・たい)は7個入り(1275円)、14個入り(2549円)、21個入り(3932円)が用意されている。期間限定や季節限定の商品も販売している} 柿の葉すし(さば・さけ・たい)は7個入り(1275円)、14個入り(2549円)、21個入り(3932円)が用意されている。期間限定や季節限定の商品も販売している

革新的で、おしゃれな柿の葉すし

たなかの柿の葉すしの定番は、うまみがくせになる「さば」以外に、あっさり食べやすい「さけ」、甘酢でさっぱりした「たい」の3種。2種詰め合わせや3種詰め合わせなどいろいろなバリエーションが用意されているので選びやすい。個数も7個入りから最大60個入りまであるので、目的にあわせられる。もちろん単品での購入も可能で、おやつ代わりに手軽に食べるのもおすすめ。定番の3種以外に人気なのは、彩りも美しい「五条楽」。ほかにはない個性的な創作すしの詰合わせで内容は、梅肉が入り、青じそで包んでいる賀名生(あのう)。奈良漬入りで、海苔で巻いてある沖の井(おきのい)。山菜の混ぜご飯を薄焼き卵で包んだ春菜(はるな)。色鮮やかな紅鮭を載せた紅笹(べにささ)。貝のしぐれ煮と木の芽をおぼろ昆布で包んだ八汐(やしお)。しっとりとした穴子を載せた阿奈五(あなご)の6種。見た目もカラフルでお土産にぴったりの商品だ。「柿の葉すし本舗たなか」で、お気に入りのすしを見つけてみよう。

6種の味を楽しめる「五条楽(ごじょうらく)」6個入713円。今の時代にあうおしゃれなメニューを考案し続けている} 6種の味を楽しめる「五条楽(ごじょうらく)」6個入713円。今の時代にあうおしゃれなメニューを考案し続けている

スポット詳細

住所
奈良県吉野郡大淀町芦原70-1 map map 地図
電話番号
0747543800
時間
9:00-18:00
駐車場
あり

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 奈良名物の柿の葉すし
    3.0 投稿日 : 2018.11.03
    発送もやっているので、贈り物に喜ばれます。お寿司ですが、酢飯と柿の葉で包まれていて日持ちもします。奈良名物として良いと思います。
  • 世界遺産吉野山玄関口の柿の葉寿司
    4.0 投稿日 : 2018.05.30
    世界遺産吉野山観光のバスツアーの帰りに寄りました。近くの道の駅と違いトイレは完備されていて気持ち良いです。駐車場も広く名産の柿の葉寿司の販売コーナーも綺麗でさすが幅広く展開をしている店舗。帰りに寄るのが御土産も買えて良いです。
  • 大手のチェーン店の一支店です
    3.0 投稿日 : 2017.06.12
    ここが一番小規模店舗かな?五條市のように試食も殆ど無いし、玄関口で一切れだけ頂く程度の試食。店内も狭く、商品も限りがある。それでも団体バスの乗客さん達は品切れになるほど一斉に土産物を買う・・・その購買意欲と資金の豊富さにはいつもながら驚く。美味しそうな物も中にはあったが、季節柄、生ものは買うのを躊躇した。トイレ休憩も目的の一つなので・・・。

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アクセス

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