近江つけもの 山上本店
伝統野菜の漬け物と味噌漬けで豊かな大地の恵みを享受
近江の旧家をイメージした本店
山上本店へは、名神高速道路竜王ICから8分ほどでアクセスできる車が便利。三井アウトレットパーク滋賀竜王や道の駅アグリパーク竜王とあわせてドライブを楽しみたい。公共交通機関を利用する場合、県内には本店のほか、近江八幡の日牟禮店、長浜黒壁店、彦根の金亀城町店の3軒があり、JR東海道線長浜駅から徒歩6分でアクセスできる長浜黒壁店がおすすめ。近江の旧家のイメージを演出したという本店の店内は、野菜を洗うなど生活用水に利用した石組みの川端(かばた)が再現されており、落ち着いた雰囲気とゆったりとしたレイアウトで商品が選びやすいのが魅力。中央と奥の陳列スペースにはつけもの、左側にバリエーション豊富な味噌漬けが並んでいる。
湖南地方の伝統野菜を漬け物に
山上の漬け物づくりは、素材の持ち味を生かすことを何より大切にしており、野菜によって切り方や塩加減、押し加減、漬け込み時間、浸かり具合の見極めにいたるまで、ベテラン職人らの長年の勘と技が欠かせない。漬け込みは「やさしく、しっかりと」が信条で、たとえば大根ならUの字に曲がるほどしっかりと漬け込んでいるため味わいも深まる。7月上旬から10月中旬頃にかけてお目見えする「下田なす」は、在来種のまま守り継がれる湖南地方の伝統野菜で、水なすより糖度が高いのが特徴。自社農園で育てたものを浅漬けに仕立てており、アクも少なく食べやすい。下田なすの季節が終わると、隣接する日野町の伝統野菜である「日野菜」の姿漬けやさくら漬けが登場。近江の伝統食ともいえる漬け物を作り続けるだけでなく、江戸時代から昭和の中頃まで湖南市の朝国地区で栽培されていた「朝国しょうが」の復活を応援。甘酢漬けにして伝統野菜の普及に取り組んでいる。
原点に立ち返った味噌漬け
創業は1948年(昭和23)だが、その40年近く前の明治時代から糀や味噌の加工業を行っており、原点に立ち返って数年前から味噌漬け「武宗」シリーズの製造販売もスタート。滋賀県産の大豆や米で造られた無添加、無加糖の味噌と糀、日本酒をあわせて熟成させた味噌床にじっくり漬け込んでいる。江戸時代から養生薬として献上されていた「近江牛の味噌漬」をはじめ、国産豚の「味噌とん」「銀だら」「さわら」などは、料亭のひと皿のような上質な味を自宅で楽しめると評判で、贈り物にも喜ばれそうだ。ほかに、「ちりめん山椒」「赤こんにゃく」「たまご」「クリームチーズ」「カマンベールチーズ」など、料理のアクセントとして使ったり、日本酒やワインともあわせたり、アレンジ自在な味噌漬けも。湖南エリアを訪れるならぜひ立ち寄ってほしい一軒だ。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県湖南市下田3335 地図
- エリア
- 湖南・草津エリア
- 電話番号
- 0120359486
- 時間
- 9:00-17:00(季節により変動あり)
- 休業日
- 元日
- 駐車場
- あり(10台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club、その他)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(楽天ペイ、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】3,001-5,000円
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン