ヤマハイノベーションロード

資料/郷土/展示/文学館

洗練の空間で巡る、「世界のYAMAHA」の過去・現在・未来

2018年(平成30)、企業ミュージアムとしてオープン。1887年(明治20)の創業から現在まで続くヤマハの挑戦の足跡と、さらなる高みを目指して歩んでいく未来の姿を、見て、聴いて、触れて、体感できる、「音楽の街・浜松」を象徴するスポットだ。

ロビーではシロクマの親子がデジタルサックスとともにお出迎え。はく製かと思いきや、実は職人の手による工芸品} ロビーではシロクマの親子がデジタルサックスとともにお出迎え。はく製かと思いきや、実は職人の手による工芸品

フルコンサートグランドピアノの試弾も!

エントランスでまず目に飛び込んでくるのは、サイレントシリーズ、アコースティック、エレクトリックの3タイプのバイオリン。そしてその右手には3タイプの管楽器。ここは「コンセプトステージ」と呼ばれる空間で、伝統的な楽器の製造によって美しい音を追求するとともに、楽器の新たな楽しみ方を提案してきたヤマハの、世界的楽器メーカーとしての矜持がうかがえる。続いてヤマハのものづくりのこだわりを紹介した「ものづくりウォーク」に沿って、「楽器展示エリア」へと歩を進めよう。すると、ピアノ愛好家にとっては憧れのコンサートグランドピアノ(ヤマハ、ベーゼンドルファー)が並び、しかも試弾ができるというのだからたまらない。世界の舞台で聴衆を酔わせてきた名器を、次はあなたの指で奏でてほしい。

まるでギャラリーのようなエントランス。ここでは「本質を押さえたうえで革新的であること」というヤマハのフィロソフィーを表現} まるでギャラリーのようなエントランス。ここでは「本質を押さえたうえで革新的であること」というヤマハのフィロソフィーを表現

ヤマハとベーゼンドルファーの弾き比べをぜひ! ベーゼンドルファーのモデル(手前から3台目)は、世界限定25台のまさに芸術品} ヤマハとベーゼンドルファーの弾き比べをぜひ! ベーゼンドルファーのモデル(手前から3台目)は、世界限定25台のまさに芸術品

見て、弾いて、音の世界に浸りたい

「楽器展示エリア」にはピアノのほかにも総合楽器メーカーならではの多彩な楽器が展示されており、その圧倒的なラインナップは壮観のひとこと。楽器やモデルによっては実際に演奏可能なものもあり、館内に設置された静音設計の試奏室で思いきり楽しめる。特にギター展示の充実ぶりには目を見張り、アコースティックギターが24本、エレキギターが16本、エレクトリックベースが8本並び、館内に設置された防音設計の試奏室で思いきり楽しめる。このほか、希少なヴィンテージギターも必見だ。また、伝統と実力で全国にその名を馳せるヤマハ吹奏楽団、通称「匠のバンド」で使用される楽器も展示。バックのモニターには「匠のバンド」のステージでの演奏シーンはもちろん、工房で楽器づくりに励む団員の姿も流れるからこちらもご注目!

ずらりと並ぶギターの数々。その殆どが試奏可能} ずらりと並ぶギターの数々。その殆どが試奏可能

ヤマハが製造する管楽器を、ヤマハ吹奏楽団のステージさながらの配置や角度で展示。多くの団員は自ら楽器の開発や製造に携わっているという} ヤマハが製造する管楽器を、ヤマハ吹奏楽団のステージさながらの配置や角度で展示。多くの団員は自ら楽器の開発や製造に携わっているという

これまでのヤマハ、これからのヤマハ

「ロード」という名のとおり、ここではヤマハが歩んできた、そして歩んでいく道を、来館者もゆったりと歩きながら知ることができる。たとえば「ヒストリーウォーク」では創業当時のオルガンから続く歴代の革新的製品を、壁一面を用いてダイナミックに展示。楽器以外にもバイク業界参入への端緒となったYA-1(愛称「赤とんぼ」)をはじめ、家具やスポーツ用品、住設機器などが時系列で並べられ、ヤマハの歩みがつねに人々の豊かな暮らしを牽引してきた様子がうかがえる。一方、「スーパーサラウンドシアター」や「バーチャルステージ」では、ヤマハの先進テクノロジーが生み出す大迫力のサウンドに圧倒されつつも、想像を超えた感動に包まれる。こうした体験を通じて、これまでのヤマハがそうであったように、これからもヤマハは革新の歩をゆるめることはないのだと実感できるはず。さあ、次はどんなイノベーションと出合えるのか、ワクワクが止まらない。

「ヒストリーウォーク」ではジャンルを問わず200点を超える歴代のヤマハ製品を展示。1887年(明治20)製造の現存するヤマハ最古と思われるオルガンも見られる(写真中央)} 「ヒストリーウォーク」ではジャンルを問わず200点を超える歴代のヤマハ製品を展示。1887年(明治20)製造の現存するヤマハ最古と思われるオルガンも見られる(写真中央)

ヤマハが世界に誇る立体音響技術と220度のワイドスクリーンにより、大迫力の音と映像の世界を体験できる「スーパーサラウンドシアター」} ヤマハが世界に誇る立体音響技術と220度のワイドスクリーンにより、大迫力の音と映像の世界を体験できる「スーパーサラウンドシアター」

スクリーンに映し出されるアーティストの演奏を先進のテクノロジーで再生する「バーチャルステージ」} スクリーンに映し出されるアーティストの演奏を先進のテクノロジーで再生する「バーチャルステージ」

スポット詳細

住所
静岡県浜松市中区中沢町10-1 ヤマハ株式会社本社事業所21号館内 map map 地図
電話番号
0534602010
時間
1日3回(入替制)、以下の時間帯のお予約を承ります。
10:00-12:00
12:30-14:30
14:45-16:45
※お1人1日1回(2時間)まで
休業日
日、月、祝(年末年始・夏季・GW・会社が決めた休日)
料金
[入館料]無料
駐車場
あり(28台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay、楽天ペイ、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、WeChatPay、銀聯QR、はまPay、BankPay、J-Coin Pay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
可(小学生以下のお子様には、必ず保護者(成人)の同伴をお願いします。)
ペットの入店
不可

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 音楽お好きなら一度は是非にと
    5.0 投稿日 : 2023.01.23
    念願の浜松ヤマハさんへ数え切れぬ程の弦楽器、管楽器、打楽器、e.t.c.その殆どが直接触れる事が出来ピアノやドラムも演奏可能で勿論アルコールも随所に。圧巻はミニシアターでの迫力のあるオーケストラ演奏。ビデオですが貴重な舞台側、観客側の音の聴こえ方の違いも体感出来ます。こちらも少人数での感染対策で安心ですエントランスの鍵盤横断歩道でホッコリ入り口に設えられたアルコールも鍵盤でしたら子供さんも喜...
  • ヤマハの製品の歴史が良くわかる!
    5.0 投稿日 : 2021.11.20
    オルガンの修理から始まったヤマハの企業の歩みと開発と発展の様子が実によくわかりました。とても良かった!!!
  • 楽器に触れられる!
    4.0 投稿日 : 2020.02.22
    ヤマハ本社内の、企業ミュージアムです。無料ですが、インターネットで、事前予約が必要です。土日でも、数日前まで空きがあることが多いです。日時の変更は、インターネットではなく電話しなければならないので、スケジュールを決めてからの予約をおすすめします。グランドピアノなど、実際に演奏できる楽器が多く、子どもたちも楽しんでいました。

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アクセス

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最寄り

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