横浜ハンマーヘッド

複合施設/商業施設

3方向を海で囲まれた体験・体感型の店舗がそろう複合施設

横浜みなとみらい地区にあり、客船ターミナル施設を中核とする、食をテーマに体験・体感型のショップもある商業施設やラグジュアリーホテルが一体となった日本初の複合施設。横浜の人気観光スポットのひとつだ。

埠頭という希少な立地に立つ「横浜ハンマーヘッド」。右にあるのはハンマーヘッドクレーン} 埠頭という希少な立地に立つ「横浜ハンマーヘッド」。右にあるのはハンマーヘッドクレーン

新港ふ頭のシンボル「ハンマーヘッドクレーン」

横浜みなとみらいのなかでも間近に海を望み、観光スポットとしても人気のエリア、新港地区。「赤レンガ倉庫」や「カップヌードルミュージアム」など見どころも多いなか、2019年(令和元)、開業した3方向を海に囲まれた海上立地の複合施設が「横浜ハンマーヘッド」だ。施設名は新港ふ頭の突端にある「ハンマーヘッドクレーン」からその名が付いた。「ハンマーヘッドクレーン」は横浜港で初めての大型港湾荷役(こうわんにやく)機。1914年(大正3)に建造されたイギリス製で、最大50tまでの重量物を持ち上げる。関東大震災を経たあとも赤レンガ倉庫とともに「ハンマーヘッドクレーン」はその姿をとどめた歴史的建造物で、2001年(平成13)まで90年近く現役で稼動していた。その大きさと特徴的なたたずまいは今も新港ふ頭のシンボルになっている。クレーン脇には2020年(令和2)にオープンした「ハンマーヘッドパーク」が広がり、パークは複合施設「横浜ハンマーヘッド」の2階部分へ渡る歩行者のための「ハンマーヘッドデッキ」でつながっている。

金槌型をしていることから「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれるようになった} 金槌型をしていることから「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれるようになった

港ならではの複合施設

「赤レンガ倉庫」からも徒歩圏内の「横浜ハンマーヘッド」は5階建てで、1階は客船ターミナル施設のCIQ(しーあいきゅー)ホールと「食」をテーマにした体験・体感型の商業施設からなる。CIQは税関、出入国管理、検疫の施設として港からの入国審査を行う。客船ターミナルには大型豪華客船が着岸することもあり、デッキ脇にクルーズ船が停泊する姿を見ることができるのも横浜の複合施設ならではだろう。おなじみの店舗も新業態のものが多く、1階にはフードコートのようなスペースを有する「JAPAN RAMEN FOOD HALL(じゃぱんらーめんふーどほーる)」があり、観光客だけでなく地元の人たちの憩いの場になっている。また3~5階に客室を備えた「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」は目の前に海が広がる気持ちのいいホテル。屋上には横浜の港を一望できる屋外ラウンジもある。

港の倉庫をイメージした1階商業部分 } 港の倉庫をイメージした1階商業部分 

2階には吹き抜けをぐるりと囲むように店舗が並ぶ} 2階には吹き抜けをぐるりと囲むように店舗が並ぶ

「FACTORY(ふぁくとりー)」がコンセプトの商業施設

できたて、作りたてをコンセプトにしたショップが並ぶ横浜ハンマーヘッドでは、まるで工場見学のように「見せる」店舗も多い。1~2階にある「QUAYS pacific grill(きーずぱしぃふぃっくぐりる)」では店内にビール醸造所を設け、できたてのクラフトビールやクラフトジンを提供。コーヒーにも自家焙煎した豆を使用している。また、「横浜キャラメルラボ」や「鎌倉紅谷Kurumicco Factory(くるみっこふぁくとりー)」ではガラス越しにそれぞれ生キャラメルや「クルミッ子」の製造工程を見ることができる。「Kurumicco Factory」では、不定期でクラフトマンと一緒に「クルミッ子」作り体験を開催。「ありあけハーバースタジオ」では世界にひとつだけのオリジナルパッケージを作り、できあがったパッケージに焼き菓子「ハーバー」を入れて自分だけのお土産にすることもできる。横浜ハンマーヘッド内の飲食店はおいしさだけではなく、製造工程をお客さまに見てもらったり、お客さま自身で作ることができるのが魅力。その場でできたてを食べてもらえるなど、ほかの施設にはないプラスアルファを体験できる店舗が集まっている。

「QUAYS pacific grill」ではビールの醸造所を間近で見ることができる} 「QUAYS pacific grill」ではビールの醸造所を間近で見ることができる

厳選された素材を使い、ていねいに作られる「横浜キャラメルラボ」の生キャラメル} 厳選された素材を使い、ていねいに作られる「横浜キャラメルラボ」の生キャラメル

「SEA BASS(しーばす)」で横浜ミニクルーズ

横浜の「SEA BASS」は横浜駅東口周辺からみなとみらい、中華街近くまで海上を運行する観光地横浜を支えるバス。海側から赤レンガ倉庫やみなとみらいの風景など横浜らしい街の様子を眺めることができるだけでなく、混雑することも多い横浜の陸の交通事情を考えると観光でもぜひ使いたい交通手段だ。定期航路は「横浜駅東口」「新港ふ頭さん橋(横浜ハンマーヘッド)」「ピア赤レンガ」「山下公園」。横浜ハンマーヘッド脇にある「新港ふ頭さん橋」から乗船する場合は、横浜ハンマーヘッド内の1階「SEA BASS」チケットカウンターで乗船券を購入しよう(土・日曜、祝日のみ運航)。また、横浜の主要観光スポットを網羅している「SEA BASS」だが、2023年(令和5)12月現在「山下公園」乗り場には改装工事のため寄港していない。

横浜ハンマーヘッド1階にある「SEA BASS」チケットカウンター} 横浜ハンマーヘッド1階にある「SEA BASS」チケットカウンター

「横浜ハンマーヘッド」前にある水上バス「SEA BASS」乗り場。「横浜駅東口」までは所要時間15分・700円、「ピア赤レンガ」までは10分・500円} 「横浜ハンマーヘッド」前にある水上バス「SEA BASS」乗り場。「横浜駅東口」までは所要時間15分・700円、「ピア赤レンガ」までは10分・500円

スポット詳細

住所
神奈川県横浜市中区新港2-14-1 map map 地図
電話番号
0452118080
休業日
店舗によって異なる
料金
店舗によって異なる
備考
※休日・営業時間など詳しくは「横浜ハンマーヘッドHP」をご覧ください。

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 一度はここからクルーズ船に乗ってみたい場所
    4.0 投稿日 : 2023.04.02
    満開になったサクラやチューリップ等の花見を楽しむため関内駅から横浜公園⇒日本大通り⇒赤レンガ倉庫⇒横浜ハンマーヘッド⇒汽車道⇒桜木町駅の散策時に訪問しました。新港ふ頭客船ターミナルである1Fには北海道のラーメン店を中心にした「JAPAN RAMEN FOOD HALL」、2Fには、カフェに入店目的の長蛇の列が出来るクルミッ子で有名な「鎌倉紅谷 Kurumicco...
  • 眺めがよい
    3.0 投稿日 : 2022.05.10
    駅からはの立地は良くない。レストランとお土産屋さんがあり観光にはうってつけの施設。眺めはとても良く天気の良い日はテラスから海を眺めるのはおすすめ(^^)
  • ハンマーヘッドからのベイブリッジは最高!
    4.0 投稿日 : 2021.12.19
    定期的にここに足を運ぶ。晴れた日にここから眺めるベイブリッジがとっても美しいから。今日は海上保安庁の船が2隻停泊中。巡視船とベイブリッジのコラボはとっても絵になる!今日は嫁と息子と3人でのお散歩(ドライブ)&Lunchです。残念ながら目的のレストラン(Marin...

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