NIPPONIA 白鷹 源内邸
蔵屋敷をリノベーションした「きものリトリートホテル」
歴史ある邸宅を改装した自然豊かな施設
日本一の紅花の産地として知られ、豪雪地帯としても有名な白鷹町(しらたかまち)。自然豊かなこの地に2021年(令和3)、「NIPPONIA 白鷹 源内邸」がオープンした。白鷹町浅立地区(あさだちちく)に居を構え、町の発展に貢献してきた名士である奥山家の邸宅「奥山源内邸(おくやまげんないてい)」をリノベーションし、地域の魅力や着物文化を伝える「きものリトリートホテル」として生まれ変わった。2000坪(約6612平方メートル)という広大な敷地のなかに明治中期から大正初期に建てられた歴史ある美しい日本家屋や蔵が宿泊関連施設に変身。建物群のなかで最も古い味噌蔵はダイニングとして使われ、地元の野菜や果物に加え敷地内に自生する山菜を主役に、置賜地方に伝わる伝統食の要素を取り入れた食事を提供する。たまには日本の原風景のなかで、ゆったりとした時間を過ごしてみては...。
個性豊かな食体験を楽しもう
地域の風土や歴史、文化や農業などを料理に昇華させる「ローカルガストロノミー」。「NIPPONIA 白鷹源内邸」では、置賜地方に伝わる食文化に加え、米沢藩9代目藩主・上杉鷹山(うえすぎようざん)が唱えた身近な野草を食す「かてもの」の文化を現代風にアレンジしフレンチと融合させたメニューを提供する。食事は築120年の味噌蔵を改修したダイニング「纒 matoi」でいただける。ランチはビジターも利用可能だが、完全予約制なので気になる方は問い合わせを。また県内の料理人とのコラボイベントやマルシェなど、魅力的なイベントを開催している。不定期開催のため、イベント情報はSNSをチェックしよう。
着物文化を白鷹町で感じる
「NIPPONIA白鷹源内邸」に滞在した際には着物文化にもぜひ触れたい。「きものリトリートホテル」というコンセプトのとおり、宿泊者はチェックイン後に着物に着替え、源内邸で散策や食事を楽しむことができる。建物のオーナーである山形の老舗呉服店「とみひろ」が提案する幅広いラインナップのなかから、気に入った着物や帯を選んでみて。着付け体験に関しては、1週間前まで要予約。また、白鷹町は着物の高級染料である紅花の生産量日本一の場所としても知られ、源内邸(事前予約)のほか、「紅花の館(はなのやかた)でも紅花染体験ができる。およそ150年の歴史をもち、非常に手間のかかる手作業ゆえに年間で100反前後しか生産されない「白鷹紬」は幻の紬とも呼ばれ、その技術性の高さから1976年(昭和51)に「置賜紬(おいたまつむぎ)」として国の伝統工芸品指定を受けた。白鷹町で、着物という日本文化への見識を深めてみるのはいかが。
スポット詳細
- 住所
- 山形県西置賜郡白鷹町浅立183-1 地図
- エリア
- 置賜エリア
- 電話番号
- 0238873150
- 時間
-
[チェックイン]15:00-1700
[チェックアウト]10:00 - 休業日
- 火、水
- 駐車場
- あり(4台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【夜】10,000円以上
- 滞在目安時間
- 120分以上
情報提供: ナビタイムジャパン