アドヴィックス常呂カーリングホール

スポーツ施設/運動公園

カーリングの本場・北見市常呂(ところ)町でプレイを体験しよう

北見市常呂町はカーリング競技が盛んな町。町内のカーリング専用屋内施設「アドヴィックス常呂カーリングホール」では、国内トップクラスのチームの練習風景を見学できるほか、旅行客でもカーリング体験ができる。

カーリング体験は2006年(平成18)頃から実施。指導者は約20人いる カーリング体験は2006年(平成18)頃から実施。指導者は約20人いる

一流選手が利用するリンクを貸し切っての体験

女満別(めまんべつ)空港から車で約1時間、「アドヴィックス常呂カーリングホール」は、競技場数6シートを備える国内最大級のカーリング施設。ここは国際大会で活躍する選手などが利用している施設だが、一般客も参加できるカーリング体験を行っている。1か月以上先まで予約が埋まることもある人気のプログラムだ。各種大会で活躍してきた選手など、カーリング経験豊富な指導者がていねいに教えてくれるので、未経験でも大丈夫。プレイに必要な用具類はすべてレンタルできるので、服装の準備さえしっかりできていれば問題ない。リンク内の気温は7~8℃なので、ジャージなど動きやすいものの上に、ウインドブレーカーなどの防寒着と、薄手の手袋を持参しよう。半袖、ショートパンツ、スカートといった素肌が露出する服装、伸縮性の弱いデニム生地などの着用はNG。体験は予約が必要で、費用は、1グループ(10名まで)1時間あたりシート利用料1400円と、指導料2500円。用具一式(ブラシ、シューズ、スライダー)のレンタル料は別途1名120円。1回1時間、1グループのみ体験できる。

「アドヴィックス常呂カーリングホール」はトップチームの練習や各種カーリング大会、学校授業、観光体験など幅広く活用されている 「アドヴィックス常呂カーリングホール」はトップチームの練習や各種カーリング大会、学校授業、観光体験など幅広く活用されている

館内2階には休憩できるテーブル席があり、シートを見下ろすことができる 館内2階には休憩できるテーブル席があり、シートを見下ろすことができる

まずは驚くほど滑る氷のリンクに慣れるところから

受付を済ませ、更衣室で着替えたらいよいよ体験スタート。指導者の案内に従いリンクサイドへ向かい、そこでまず、用具の使い方やカーリングリンク上の歩き方などのレクチャーを受ける。利き足と逆のシューズの底に、スライダー呼ばれる滑りやすい素材を装着したら氷上へ。スライダーを付けたほうの足は驚くほどツルツル滑るので、転びやしないかとヒヤヒヤする。そのあと、カーリングブラシを支えに、立ったり座ったりの動作や、重心を安定させバランスを取る練習をする。少し慣れてきたところで、次は投球時の足さばきの練習だ。しゃがんでリンクのへりにつかまり、片足だけ滑らせる動作を繰り返す。ここで正確な投球フォームの基礎を学ぶのだ。ある程度、基礎となる動きができるようになったところで、ついにリンクの中ほどへ移動する。ここからは、実際にストーンを投げたり、カーリングブラシでスウィープ(ストーンの速度や方向を調節するため氷をブラシで磨く)したりと、実際のプレイに近い体験となる。

まずは基本動作をしっかり習得。ケガ防止のため、ヘルメットを貸し出してくれる まずは基本動作をしっかり習得。ケガ防止のため、ヘルメットを貸し出してくれる

4ステップをマスターし、ストーンを投球してみる

まずは投球練習から。シート上のスタート地点で、ハックという蹴り台に利き足を乗せる。投球の動作は「上半身を前に出す」「腰を浮かす」「腰を引く」「ハックを蹴る」という4つのステップで構成されているので、まずはストーンを持たずにこの4ステップの練習から。その後、バランスを取るため両手にストーンの持ち手を握って、さらに投球練習を続ける。型に慣れてきたらいよいよ実際の投球に挑戦だ。左手にブラシを持ち、右手でストーンの持ち手を握り、1、2、3、4のリズムでハックを蹴り出し前へ。スライダーを装着したほうの足で氷をしっかりつかむようにして滑りながら、握っているストーンをゆっくり離してみると、氷上のストーンがリンクの先へと進んでいった。その後、ストーンが右回転、左回転する投げ方も教わり、実践してみる。ストーンが自分の思いどおりに進んでいくようになると快感だ。

両手にストーンを持つと、比較的安定したまま投球フォームの練習ができる 両手にストーンを持つと、比較的安定したまま投球フォームの練習ができる

ストーンは1個20kgもありとても重たいが、氷上ではおもしろいほど軽く滑る ストーンは1個20kgもありとても重たいが、氷上ではおもしろいほど軽く滑る

スウィーピングは想像以上に体力を使う。気付けばあっという間の1時間

次にスウィーピングの練習。動いているストーンの前を歩きながら、ブラシで氷を磨くように掃く。これは、氷の表面をごく薄く溶かすことで、ストーンをカーブさせたりより前に進ませるテクニックだ。ほうきでほこりを掃くのとは訳が違い、動くストーンにあわせて氷を力いっぱい磨きながら進むので、正直、体力勝負である。力がいるものの、思い描いたようにストーンがカーブしていくととても気持ちがいい。ここまでくると、体験の終了時間が間近に迫る。あとは時間の許す限り、遥か先に置いてあるストーン目がけて投球し、見事命中させることを目指してみよう。うまく当てて狙いどおりの方角にストーンをはじくことができれば、カーリングの初歩はマスターしたといえるかもしれない。1時間はあっという間に過ぎてしまうが、かなり充実した内容だ。オホーツク方面へ旅をするなら、記念にぜひともトライを。

スウィーピングは息が切れるほど大変なプレイ。テレビなどで見る選手の技術と体力に感服する スウィーピングは息が切れるほど大変なプレイ。テレビなどで見る選手の技術と体力に感服する

スポット詳細

住所
北海道北見市常呂町字土佐2-2 map map 地図
電話番号
0152541099
時間
[平日・土]10:00-22:00
[日祝]10:00-17:00
休業日
月、年末年始(12/31-1/5)

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 本橋選手とばったり遭遇
    4.0 投稿日 : 2019.11.11
    オリンピックで銅メダルを取ったロコ・ソラーレ北見の本拠地のカーリングホールですが、近くのレストランで食事をしていた時にお店の人に教えてもらい行ってみました。中国で大会が行われていたのでLS北見のメダルメンバーには会えないと思っていましたが、第2子を妊娠中のお腹の大きな本橋選手が食事をする姿を見ることができました。中国での大会は4位だったようで残念です。
  • 見ているだけでも面白い
    5.0 投稿日 : 2019.09.28
    オリンピック選手を生み出してきた常呂のカーリング専用の競技場です。前もって人数集めて予約しておけば観光客でもプレイできますが、見学する分には無料です。9/24に訪れた際には、コンサドーレの選手が練習していたほか、中高生くらいの学生も楽しんでいましたが、学校の授業の一貫なのかな?アスリートとして練習しているコンサドーレの選手は上手で見ていてかっこいいですが、ぎこちなくプレイしている中高生らのばたつき...
  • Beautiful!
    5.0 投稿日 : 2022.05.11
    Looks like Japan has another classy curling club (another is hokkaido Bank Curling Stadium). Another brightly lit facility with wood accenting and modern design. This years edition of the Japan...

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