隅田公園(墨田区側)

公園/緑地

隅田川沿いに広がる緑と歴史が息づく公園

隅田川沿いに広がる隅田公園は、春には桜まつり、夏には隅田川花火大会で賑わう東京下町を代表する公園のひとつ。川を挟んで墨田区と台東区にまたがっていて、墨田区側の敷地は約 8万平方メートルにも及ぶ。近年、急激に整備が進み、新しくできた舗装広場ではイベントなども開催されるようになった。

美しく整備された日本庭園。池には多くの鯉が優雅に回遊している} 美しく整備された日本庭園。池には多くの鯉が優雅に回遊している

水戸徳川家屋敷跡を利用した日本庭園が見事

隅田公園は、江戸時代から桜の名所として名高い隅田川沿いの桜堤を含む大きな公園。隅田川を挟んで台東区と墨田区にまたがっており、墨田区側の開園は1931年(昭和6)。江戸時代、徳川御三家のひとつである水戸藩の下屋敷「小梅邸」があった場所だ。関東大震災で焼失するまでは、水戸徳川家の子孫が代々住んでおり、公園として整備される際に庭園の池や遺溝を利用して立派な日本庭園が作られた。大きな池にはたくさんの鯉が泳ぎまわり、岩の上でひしめきあいながら亀が甲羅干しをする優雅な様子は、今も大名屋敷の面影を残している。サギやカモなどの渡り鳥も飛来し、春には幼いヒナをともなったカモの親子が姿を見せることもある。

毎年、渡り鳥が飛来するとカメラを片手に訪れる人も増える} 毎年、渡り鳥が飛来するとカメラを片手に訪れる人も増える

敷地内には明治天皇行幸所の石碑のほか、文豪・堀辰雄の旧居跡を示す看板などもあり、歴史情緒を感じさせる} 敷地内には明治天皇行幸所の石碑のほか、文豪・堀辰雄の旧居跡を示す看板などもあり、歴史情緒を感じさせる

青空の下で過ごせる貴重な憩いの場

隅田公園の敷地は、隅田川沿いの桜堤まで含まれ、春には花見の名所になり、夏には隅田川花火大会で賑わいを見せる。また一年を通じて散策を楽しむ人たちが途絶えることがなく、週末にはファミリー層を中心に、芝生広場で弁当を広げてピクニックを楽しむ人たちでいっぱいになる(ただし、芝生養生中は立ち入れない)。また、公園の隅には牛嶋神社があり、多くの参拝客が訪れる。境内にある「撫で牛」の石像は、自分の体の悪いところと同じ場所をなでると健康になると伝えられ、人気が高い。

広々とした公園は、お年寄りからベビーカーを押すファミリー層まで幅広い年代に愛されている} 広々とした公園は、お年寄りからベビーカーを押すファミリー層まで幅広い年代に愛されている

牛嶋神社の境内には大きなイチョウの木が立ち並び、秋には境内一面が黄色に染まる} 牛嶋神社の境内には大きなイチョウの木が立ち並び、秋には境内一面が黄色に染まる

近年、整備が進みイベントも開催

隅田公園は、スカイツリーから徒歩約5分、道を挟んだすぐ向かいには東京ミズマチがあり、近年、公園の一部をリニューアルした範囲には、舗装広場が造られ、路上パフォーマンスや大型イベントの会場としても使われている。隅田川に架かる歩行者用の鉄橋「すみだリバーウォーク」を使えば、浅草からも楽に移動できる絶好の場所にあるので、スカイツリーや浅草観光で疲れた足を休める憩いの場として利用するのもおすすめだ。

右にあるのが東京ミズマチ、すぐ左が隅田公園。ミズマチの人気店は混み合うことも多いので、食事や飲み物をテイクアウトして公園で楽しむのもおすすめ} 右にあるのが東京ミズマチ、すぐ左が隅田公園。ミズマチの人気店は混み合うことも多いので、食事や飲み物をテイクアウトして公園で楽しむのもおすすめ

隅田公園は今後も整備を予定しており、今後もますます発展を遂げることが期待される} 隅田公園は今後も整備を予定しており、今後もますます発展を遂げることが期待される

スポット詳細

住所
東京都墨田区向島1,2,5 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

アニメスポット情報

※ナビタイム調べ

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました