水都大阪のリバークルーズ
大阪を水上から観光! リバークルーズの楽しみ方
大阪の魅力を再発見しに、リバークルージングへ!
船に揺られて水上から大阪の街並みをのんびりと巡る。そんな水都・大阪らしい観光の楽しみ方として人気があるのがクルーズ船だ。かつて水運で栄えた大阪は、今も中心部に堂島川・土佐堀川・木津川・道頓堀川・東横堀川といった複数の川が流れ、これらがつながることで世界的にも珍しいロの字型の「水の回廊」が形成されている。大阪の川を巡るクルーズ船は、水上を楽しむ非日常感とともに、川沿いの歴史的建造物や橋梁、四季折々の自然などを見て回ることのできるのが醍醐味だ。なかでも、堂島川・土佐堀川の2つの川に囲まれた中之島は、江戸時代から続く大阪の政治・経済・文化の中心地。川沿いには有名なレトロ建築や高層ビル、造形の美しい橋梁なども数多く見られ、春は桜、秋は紅葉と、季節で移り変わる自然もしっかり堪能できる。観光客はもちろん、大阪で暮らす人でもクルーズ船に乗れば、「こんな大阪の街の風景、初めて見た!」「大阪の街って美しい!」なんて声が聞かれるそうだ。
目的で選べるバラエティ豊かな船がいっぱい!
現在、大阪の中心部を運航するクルーズ船は2タイプあり、常時運航している定期船と、予約のみ・もしくは季節によって運航するチャータークルーズ船がある。定期船は現在10種類、チャータークルーズ船は15種類以上の船が運航しているが、その種類も多彩で、趣向を凝らした個性豊かな船がそろっているのも大阪ならでは。
たとえば、定期観光船「アクアライナー」は、大阪城〜中之島周辺を循環遊覧。大阪城や大阪市中央公会堂など、中之島周辺の名所・旧跡や自然を満喫できる。また、「落語家と行くなにわ探検クルーズ」は、その名のとおり、落語家さんの軽妙なガイドとともに大阪の川や街をクルージング。そして、「大阪ダックツアー」は、ユニークな水陸両用バスで大阪の名所を巡ることができる。そのほか、中之島の夕景・夜景と音響効果がコラボする「中之島リバークルーズ」や、船内で食事ができる「大阪屋形船」など、目的に合わせて選べるのも楽しみだ。
大阪の船あそびをライバル同士で協力
今日の水都大阪の観光船の歴史を振り返れば、1983年(昭和58)に大阪城・中之島の観光活性化を目指して大阪水上バスが「アクアライナー」を定期就航したのがきっかけともいえる。今と同じく、大阪城や中之島周辺を巡る定期観光船として、川に架かる低い橋梁をくぐれるよう船の屋根を低くしたことから、客席は水面に近い位置で水辺観光できると人気を博した。その後、2009年(平成21)に開催された「水都大阪2009」の前後で大阪の水辺が美しく整備されたことから、次第にさまざまなクルーズ船が増えていったそう。その一方で、国内外から訪れる乗船客にもっとリバークルーズを楽しんでもらい、大阪の観光船事業を盛り上げていこうと結成されたのが「大阪シティクルーズ推進協議会」。この協議会には観光船事業を行う船会社が参加し、みんなで大阪の船あそびを盛り上げている。普通ならライバルになる企業同士が手を組むのは珍しいそうで、その懐の深さもおおらかな大阪らしさなのかも!?
大川さくらクルーズで桜を愛でに出かけよう!
春の船あそびのお楽しみが、「大川さくらクルーズ」。3月下旬〜4月上旬の桜の見頃の時期に合わせ、天満橋・八軒家浜船着場を出航し、大川沿いの桜並木を約25分で巡る春の大人気クルーズだ。このイベントは大阪の観光船事業を行う各船が参加して行う恒例のイベントで、オープン船に乗って、大阪城や造幣局、天満橋や桜宮橋などの名所をまわりながら、ゆっくりとお花見を楽しめる。また、小学生にはこの機会に水や川の大切さを学んでもらうという野外学習的な一面もあり、小学生は無料で乗船できるそう(大人1名につき小学生1名まで)。ぜひ、桜色に染まる大阪の川景色を愛でに出かけたい。
スポット詳細
- 住所
- 大阪府大阪市中央区天満橋京橋1-1 地図
- エリア
- 中之島エリア 淀屋橋・北浜・本町エリア
- 電話番号
- 0669425511
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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