日光山輪王寺
関東の一大霊場として栄えた世界遺産寺院
お得なセット券利用でまるっとお参り!
奈良時代に開創され、平安時代には空海や円仁といった高僧が来山した寺伝も残る関東屈指の霊場、日光山輪王寺。鎌倉時代には源頼朝公による寄進も行われた。日光山随一の護摩祈祷場としても知られ、徳川家光公を祀る「日光山輪王寺大猷院」などとともに世界遺産に登録されている。アクセスはJR・東武日光駅から「世界遺産めぐりバス」で約5分。日光山の総本堂に位置づけられる「三仏堂」や美しい日本庭園「逍遥園」などがあり、それぞれで拝観料が必要になる。三仏堂と大猷院および宝物殿とのセット券(大人1000円)、三仏堂と大猷院のみの「輪王寺券」(大人900円)など各種そろっているので、拝観時間と相談しながら購入しよう。輪王寺のみの拝観時間は逍遥園も含めておよそ1時間。
日光山最大の木造建造物「三仏堂」へ
日光山輪王寺最大の見どころは、2019年(令和元)に「平成の大修理」が完了した日光山最大の木造建築物である三仏堂。天台密教形式の御堂として国の重要文化財に指定されており、日光三所権現本地仏の御本尊が祀られている。日光三所とは日光三山のことで、それぞれ男体山、女峰山、太郎山を指す。つまりそれぞれに宿る仏を祀っていることを意味するのだ。救済の仏・千手観音、西方浄土に導く阿弥陀如来、煩悩を砕く馬頭観音という三体の仏像は、すべて高さ7.5m。木造坐像として国内屈指の大きさを誇る。下から見上げると圧巻のひと言だ。
三仏堂は平安時代に円仁によって創建されたが、江戸時代に現在の二荒山神社境内に移築。その後3代将軍家光公によって現在の建物に造替され、1881年(明治14)に現在地に移築された。日光東照宮創建以降に「東照三所権現」の本地仏である薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来の三体も欄間に祀られ、それによって二組の三仏が祀られることに。これが、三仏堂を日光山全体の総本堂とする所以である。堂内は撮影不可なのでご注意を。
四季折々に美しい逍遥園
江戸時代初期に作庭された池泉回遊式日本庭園「逍遥園」も、輪王寺の見どころのひとつ。一説には小堀遠州の作といわれている庭園は、琵琶湖の形を模した池を回遊するように道を巡らせている。日光の紅葉の名所であり、春にはシャクナゲ、ツツジ、サツキなど四季折々に美しい姿を見せてくれる。毎年10月25日から11月15日までは「逍遥園ライトアップ」を開催(2021年は、コロナ禍のため日数を減らして開催)。三仏堂も同時にライトアップされる。紅葉と光のコラボレーションをぜひ堪能してほしい。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県日光市山内2300
- エリア
- 日光・鬼怒川・中禅寺湖エリア
- 電話番号
- 0288540531
情報提供: ナビタイムジャパン
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