環境省やんばる野生生物保護センターウフギー自然館

博物館/科学館

4.0

やんばるエリア

世界自然遺産に登録されたやんばるの自然を学ぼう

世界自然遺産に登録されたやんばるの自然を学ぶことのできる環境省の施設。やんばるの生き物の特徴や野生生物保護の取り組みをさまざまな展示でわかりやすく紹介している。やんばるの自然をより深く楽しむためにぜひ立ち寄ろう。

ウフギーとは沖縄の言葉で「大木」を意味する

道の駅ゆいゆい国頭の近くにある奥間交差点から山側に曲がった後、脇道に入り、奥間川沿いに進むとセンターの建物が見えてくる。1999年(平成11)にやんばるを訪れる人々に野生生物保護への理解や関心を深めていただくための普及啓発活動や、絶滅の恐れのある野生生物の保護増殖事業、調査研究などを総合的に行うための拠点施設として開館。その11年後にリニューアルオープンした際に「ウフギー自然館」という愛称がつけられた。世界自然遺産のやんばるの自然や生態系について詳しく学ぶことができるので、自然環境や野生生物に関心のある人におすすめのスポットだ。

世界自然遺産やんばるの自然を楽しく学べるよう工夫されている

やんばるには、国内最大級の亜熱帯照葉樹林があり、ヤンバルクイナやノグチゲラなど絶滅の恐れのある希少な固有種など数多くの生物が生息している。その生物多様性が評価され、2021(令和3)年7月に世界自然遺産に登録された。館内の展示では、そんなやんばるの豊かな大自然、地域の人々の関わり、やんばるが直面している課題等について学ぶことができる。人と生き物が共生していくためにどうすればいいのかと考えさせられる。もしヤンバルクイナなどの貴重な野生生物を観察したい場合は、知らずに自然を傷つけることがないようガイド付きのツアーへの参加をすすめている。

やんばるだけに生息する飛べない鳥「ヤンバルクイナ」のはく製

豊かな自然をもつやんばるだが、ロードキルと呼ばれる野生生物の交通事故、密猟や盗掘、外来種問題など多くの課題に直面している。そのうちのひとつの問題はロードキルだ。2023年(令和5)は10月20日の時点で31件のヤンバルクイナの交通事故が確認されている。交通事故を防止するためには、法定速度を遵守したうえで、動物が飛び出してくるかもしれないことを意識し運転することが最も効果的だ。やんばるエリアをドライブする際には、「よんなーよんなー(ゆっくりゆっくり)運転」を心がけたい。センターにはロードキルが起きやすい場所を示したマップがあるので目を通しておこう。また、ロードキル防止マグネットなどの頒布物も置いている。

やんばるの奥深い自然を知るのに役立つ本や資料が揃う「ゆんたくスペース」

やんばるドライブではロードキルに気をつけよう

スポット詳細

住所: 沖縄県国頭郡国頭村比地263-1 地図
エリア: やんばるエリア
電話番号: 0980501025
時間: 10:00-16:30
休業日: 月、祝、年末年始(12/29-1/3)、慰霊の日(6/23)
※令和6年度は改修工事のため休館予定
料金: [入場料]無料
駐車場: あり(44台)
※普通自動車42台(車椅子使用者用駐車場2台含む)＋大型バス2台
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 不可
Wi-Fi: あり
コンセント口: なし
喫煙: 不可
平均予算: 備考: 入館無料、物販なし
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可

情報提供：ナビタイムジャパン

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沖縄 | 動物

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クチコミ

沖縄に多様な生物がいることを知れます

投稿日 : 2020.10.23

沖縄に多様な生物がいることを知れます。下名は、10月下旬で、少し涼しいくらいの時期に行きましたが、夏の日中にエアコンの効いたこちらで沖縄の生態系を学ぶのも良いかと思いました。
やんばるを守ろう

投稿日 : 2020.02.07

やんばるに住む野生生物保護・調査研究の拠点施設で、やんばるの自然や生き物について学べる場となっています。残念ながら、ヤンバルクイナを生で見ることはできません。見れないとなるとすぐに帰ってしまう人たちもいるそうですが、そこはちょっと待って。意外と楽しめますよ。いい感じです。展示を見ながらクイズに挑戦したり。激難問ですが、スタッフの方がマンツーマンで色々なことを教えてくれて、クイズのヒントもくれる...
オクマビーチから近いです

投稿日 : 2019.12.29

やんばるの山の生態に関する資料館です。本当はこの奥の比地大滝に行こうとしていたのですが、歩く根性なく資料館を見て満足して引き返しました。