フルーツバス停
フルーツの形をしたカラフルなバス停が大人気!
きっかけは「長崎旅博覧会」
フルーツバス停を設置することになったきっかけは、1990年(平成2)の長崎旅博覧会。「長崎を訪れる人をもてなそう」と当時の小長井町が企画したもので、グリム童話『シンデレラ』のかぼちゃの馬車から着想を得て造られたそうだ。現在は諫早市内の中心部から有明海沿いを佐賀方面に向かう国道207号沿いに14基、そして山茶花(さざんか)高原方面の県道に2基、合計16基のフルーツモチーフのバス待合所が設置されている。フルーツはイチゴ、メロン、ミカン、スイカ、トマトの5種類。かわいい姿は見る人を笑顔にしてくれるはずだ。
海沿いの「ときめきフルーツバス停通り」
フルーツバス停がある国道207号の小長井地区は「ときめきフルーツバス停通り」という愛称がつけられている。時間が許す限りあちこちのバス停を巡ってお気に入りを探してみよう。アイスのCMにも使われたミカンの阿弥陀崎バス停(対向車線はスイカのバス停)など、話題性が高いバス停もある。トマトの小深井バス停(対向車線はミカン)は、すぐ脇にある階段を下りると「ブドウ」がある。国道からは見えない隠れキャラなのでお見逃しなく。また、天気が良い日に井崎バス停の側道からカメラを向ければ、イチゴとメロンの間に海越しの雲仙岳がそびえる、とっておきの1枚が撮れるだろう。
オリジナルグッズもかわいい!
フルーツバス停巡りをしたあとはお土産品の購入もおすすめ。フルーツバス停オリジナルグッズは、山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園、諫早市物産ホール、諫早駅観光案内PRコーナーなどで販売されている。缶バッジやマグネット、マスキングテープなど、ちょっとしたプレゼントにもピッタリの品ばかりだ。なお、フルーツバス停は長崎県営バスのバス停だが、1時間に1本程度の便しかない。バスでの移動を考えているなら、待ち時間が長くなることも覚悟しておいたほうが良い。車ならスムーズに移動ができるが、車を停める際には地域住民の迷惑にならないよう気を配りたい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン