金印公園
金印が発見されたといわれる古代のロマンあふれる公園
西鉄バスの「金印塚」バス停から徒歩約1分。金印公園は1784年(天明4)、志賀島(しかのしま)の農民・甚兵衛が大石の下から「漢委奴国王印(かんのなのわのこくおういん)」と刻まれた金印を発見したと推測される場所にある公園だ。金印は西暦57年(建武中元2)、後漢の光武帝が倭国の使者に与えたもの。現在は国宝に指定され、福岡市博物館で常設展示されている。能古島の也良岬(やらのさき)を対岸に望む公園の入り口には「漢委奴国王印発光之処」記念碑が建ち、そこから階段やスロープを登っていくと展望広場に到着。目の前に青い海が広がる絶景スポットに金印のレプリカがあり、観察しやすいよう宙に浮いた設計となっている。園内には、志賀島を中心とした古代の地図や、福岡の地と関係の深かった中国の古代史家で文学者、詩人、政治家でもあった郭沫若(かくまつじゃく)の詩碑などが建立されており、こちらも見どころのひとつだ。
スポット詳細
- 住所
- 福岡県福岡市東区志賀島字古戸1865 地図
- エリア
- 香椎・海の中道エリア
情報提供: ナビタイムジャパン