デ・レイケ公園

公園/緑地

「近代砂防の祖」の功績を記念した川沿いの公園

日本における治水工事の基礎を築いたヨハニス・デ・レイケの功績を記念して整備されたデ・レイケ公園。大谷川沿いに位置し、春には桜やチューリップ、冬にはイルミネーションが美しい公園である。「にし阿波お勧めビューポイント100選」に選定。

約1万5000本のチューリップが咲き誇る春のデ・レイケ公園 約1万5000本のチューリップが咲き誇る春のデ・レイケ公園

オランダ風の東屋と風車のある休憩所が目印

「うだつの町並み」から少しはずれ、大谷川沿いの県道252号(大谷脇町線)を上流に向かって歩くこと数分。しばらくすると「デ・レイケ公園(デ・レイケ堰堤)まで200m」という道路表示板が見えてくる。徳島県と香川県との境にある讃岐山脈を水源とする大谷川は、美馬市脇町のほぼ中央を流れる一級河川。この川岸にあるデ・レイケ公園は「近代砂防の祖」と呼ばれるヨハニス・デ・レイケの功績を讃えて2009年(平成21)に整備。彼の母国であるオランダ風のあずまやと風車のある休憩所などが目印となっている。毎年、桜と約1万5000本のチューリップが咲き誇る春には、県内外から多くの人々が行楽に訪れる。

県道252号(大谷脇町線)に見えてくる道路表示板 県道252号(大谷脇町線)に見えてくる道路表示板

公園の一部である小さな広場にはオランダ風のあずまやが建つ 公園の一部である小さな広場にはオランダ風のあずまやが建つ

風車のある休憩所がデ・レイケ公園のランドマーク 風車のある休憩所がデ・レイケ公園のランドマーク

治水技術者ヨハネス・デ・レイケの功績

ヨハニス・デ・レイケはオランダ出身の治水技術者である。明治政府からの招聘(しょうへい)により、いわゆる「御雇外国人(おやといがいこくじん)」のひとりとして1873年(明治6)に来日した。氾濫を繰り返す河川の治水指導に心血を注ぎ、特に水源のある山地における砂防工事を日本に伝えたことから「近代砂防の祖」「治水の恩人」と呼ばれる。彼の指導で建設された堰堤(えんてい)や防波堤などの土木構造物は、100年以上が経過した今でも数多く残っており、ここ大谷川にも「大谷川砂防堰堤(デ・レイケの堰堤)」を見ることができる。ヨハニス・デ・レイケの徳島県来訪は1884年(明治17)。吉野川の河川改修を計画し、大谷川の治水工事は1886年(明治19)に着工。およそ2年の歳月をかけて完成させたという。

ヨハネス・デ・レイケの功績を記した石碑 ヨハネス・デ・レイケの功績を記した石碑

登録有形文化財「大谷川砂防堰堤(デ・レイケの堰堤)」は土木学会選奨土木遺産でもある 登録有形文化財「大谷川砂防堰堤(デ・レイケの堰堤)」は土木学会選奨土木遺産でもある

春のチューリップと冬のイルミネーション

1993年(平成5)に有志が結成した「デ・レイケ砂防ダムを守る会」の保存活動が実を結んだ「デ・レイケ公園」。日本・オランダ交流400周年となった2000年(平成12)には、ヨハニス・デ・レイケの孫やひ孫たち8名が来日し「大谷川砂防堰堤(デ・レイケの堰堤)」を見学。新たな国際交流のきっかけとなったほか、公園ができたことで全国各地から新たな土木遺産ファンも訪れるようになった。また、春のチューリップと並び、冬には「デ・レイケ公園イルミネーション」と題して、約2万球もの青色を中心としたLEDにより、風車がある休憩所の一帯が幻想的な光に包まれる。徳島県内はもちろん、四国で風車のイルミネーションを見ることができるのはここだけとあって、12月から1月にかけての開催期間中は、遠方から足を運ぶ人も多い。

ブルーを基調とした美しい「デ・レイケ公園イルミネーション」 ブルーを基調とした美しい「デ・レイケ公園イルミネーション」

スポット詳細

住所
徳島県美馬市脇町大字脇町1391-2
エリア
脇町エリア

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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