宝土寺
昔ながらの町並みを歩きながら、点在する古寺を訪ねよう
豪商たちによって寄進された、歴史ある神社仏閣
古くから瀬戸内屈指の良港として知られている尾道は、室町時代には日本と中国明との貿易の拠点として、また江戸時代には千石船が寄港する北前船海路の商港として栄えた歴史をもつ。その発展は各時代に豪商を生み、彼らはその財力をもって競い合うように神社仏閣の寄進造営を行っていった。多い時には81を数えるほどだったという。その後廃寺になったり統合したりして、現在では25の寺が点在、これらを巡る「古寺めぐり」コースが作られている。
坂道を歩きながら歴史ある神社仏閣を巡る
古寺巡りは全長で約2.8km、約3時間歩くコースだ。尾道駅からスタートし東へ向かって行くと、すぐに最初の持光寺が見えてくる。ここから次の海福寺、さらに次の光明寺へと続いていくが、どれもわりと近くに建っている。途中、細い別れ道がいくつもあるが、「古寺めぐりコース」は石畳で作られているので、これに沿って歩いて行けば迷うことなく順番に寺にたどり着ける。ときどき、地元の人の自転車やバイクとすれ違うこともあるが、車が入れない山手の道なので、のんびりと歩いて行こう。
ご利益をいただき、「七佛めぐり」とブレス念珠を完成させよう
25の寺を制覇するのもいいが、7つの寺(持光寺、天寧寺、千光寺、大山寺、西國寺、浄土寺、海龍寺)を巡って御朱印をいただく「七佛めぐり」コースも人気がある。最初の寺で朱印色紙(500円)を買い、1か寺ずつご利益をいただきながら御朱印を集めるものだ(1か寺300円)。すべてそろったら「満願成就」の印が押され、紙の掛け軸がもらえる。また、この7か寺では、パワーストーンを集めて念珠を作ることができる(1か寺500円)。すべて集まったらブレス念珠作り方セット(説明書、ひも、調整玉、念珠袋、計300円)で完成させよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 観音堂に観音様がいない・・・
- 尾道駅から徒歩10分ほど。貞和年間(1345-49年)創建の浄土宗西山禅林寺派の寺院。本尊は阿弥陀如来。本堂は木造瓦葺き。境内に鎮座する吉備津彦神社(一宮神社)の神宮寺。観音堂には如意輪観音が祀られているとのことだが、堂内に安置されている仏像は観音像ではない。これはどういうことなのか・・・。
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- 歴史ある寺院で桜と紅葉が素敵な場所です。
- 尾道七佛めぐりの途中で通った寺院。こちらは尾道七佛めぐりの寺ではないけど貞和年間(1345-49年)に開創されたと伝えられる歴史ある寺院。すぐ手前には尾道三大祭の一つに数えられるベッチャー祭りの吉備津彦神社があります。尾道は歴史ある寺院ばかりのようで立ち寄る寺院のほとんがこちらのような感じです。立派な本堂がありましたが、桜と紅葉が素敵な場所でもあり、境内からは尾道の街が見下ろせました。
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- 浄土宗のお寺
- 尾道の寺巡りの中では境内が広めの場所でした。浄土宗のお寺で由来を読むと700年近くの歴史があるということで驚かされました。すぐ近くに吉備津彦神社があり、神仏習合の頃の名残かなと思いました。
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