岡山後楽園 鶴舎

公園/緑地

国の特別天然記念物のタンチョウを飼育

元日など特別な行事のときに園内を散策する姿を見ることができる} 元日など特別な行事のときに園内を散策する姿を見ることができる

正門から入園して左へ歩くとすぐのところに「鶴舎」がある。国の特別天然記念物タンチョウが飼育されている。タンチョウが庭に降り立ったのを藩主池田綱政(いけだつなまさ)が喜び、和歌を詠んだと記録にあり、後楽園とタンチョウは縁が深い。1863(文久3年)の絵図には「ツルベヤ」12部屋が記載されるなど飼育されるようになったが、第二次大戦後、その姿が失われて県民から惜しむ声が上がっていた。それに救いの手を差し伸べたのが、戦前の旧制第六高等学校(現岡山大学の前身)に留学し、中華人民共和国の成立後は政務院副総理、中国科学院院長などの要職に就いた郭沫若(かくまつじゃく)。1955年(昭和30)に学術文化代表団を率いて来岡した郭は、ツルの姿がないのを残念に思い、翌年、2羽のタンチョウを贈った。以後、北海道釧路市の協力もあり、同園の人工飼育で数が増え、現在は8羽が暮らす。毎年元日や、秋から冬に園内を散策する姿を公開している。

園内を飛ぶタンチョウを見られるのは、特別なときだけ} 園内を飛ぶタンチョウを見られるのは、特別なときだけ

通常は「鶴舎」で飼育されている} 通常は「鶴舎」で飼育されている

正門を入り左に歩を進めるとタンチョウの鳴き声が聞こえることも} 正門を入り左に歩を進めるとタンチョウの鳴き声が聞こえることも

スポット詳細

住所
岡山県岡山市北区後楽園1-5 map map 地図
電話番号
0862721148

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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